「主審とVARの不可解な判定」レアル・アンチェロッティ監督がエムバペに対するファウルに苦言(日刊スポーツ)|dメニューニュース

主審に詰め寄るレアル・マドリードのヴィニシウス(左)とエムバペ(ロイター)

<スペインリーグ:エスパニョール1−0Rマドリード>◇1日◇第22節◇ステージ・フロント・スタジアム

レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(65)がエムバペに対するファウルに対して、「主審とVARの不可解な判定だった」とレッドカードが出されなかったことに不満をあらわにした。

Rマドリードは1日にアウェーで行われたスペインリーグ第22節でエスパニョールと対戦した。試合開始からボールをキープし、ロドリゴのポストを含む20本以上のシュートを打ったものの最後までゴールを割ることができず、カウンターからの失点により0−1で敗戦。リーグ戦の連勝が4でストップし、7試合ぶりの敗北を喫した。これにより首位の座はキープしているものの、2位アトレチコ・マドリードに勝ち点1差にまで迫られている。この試合後、アンチェロッティ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。

アンチェロッティ監督はその際、後半途中にエスパニョールDFカルロス・ロメロが背後からエムバペのふくらはぎに汚いタックルを見舞ったにもかかわらず、イエローカードで済んだことに対して、「主審とVARの不可解な判定だった。というのも我々は皆、何が起こったかを目撃しているからだ。最も重要なことは選手を守ること。あれは明らかなファウルであり、危険を伴う非常に醜いタックルだった。幸い何事もなかったが、けがをするリスクがあった。VARはそのために存在する。レッドカードが出されなかったのは不可解なことだと思う」と苦言を呈した。

エスパニョール戦については「難しい試合だった。我々はうまくやり、特に後半ゲームをコントロールしチャンスを作った。取り消されたゴールやポストがあり、シュートを20本打ったのだが…。試合をかなりうまくコントロールできていたが、エスパニョールはトランジションと守備をうまくやり、ゴールを決めてきた。あれは彼らが望むプレーだった」と分析した。

またアンチェロッティ監督は前半途中に負傷交代を余儀なくされたリュディガーについて、「筋肉を負傷したので、この後検査を受ける必要がある」と説明している。(高橋智行通信員)

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