【べらぼう】タイトル毎回〝回収〟か 3話連続で登場人物が言い放つ ネット「今回もあってうれしい」(東スポWEB) – Yahoo!ニュース

蔦屋重三郎役の横浜流星

19日のNHK連続テレビ小説「べらぼう」第3回で、初回と第2回に続いて「べらぼう」のセリフが聞かれた。 江戸時代の吉原遊郭から物語が始まった同ドラマ。不景気の吉原に客を呼び戻すべく、主人公の蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、女郎を花に見立てた「一目千本」を出版する。これが当たって街は再びにぎわう。感無量の蔦重が「やったぞ!」と叫ぶと、その肩をバシッと叩く者が。蔦重を〝勘当〟した義父で引手茶屋を営む駿河屋(高橋克実)だった。 駿河屋は「わめいてんじゃねえよ、べらぼうが! ホラ、とっとと戻れ!」と蔦重にハッパをかけた。後に「江戸のメディア王」となる蔦重は、かねて貸本業に手を出したり、「吉原細目」の出版を手掛けるなど多彩な活動をしていた。これが駿河屋には店の軽視と映り、激しい体罰を加えたあげくに「出てけ」と追い出す。ところが「一目千本」の好評と、周囲の勧めから考えを変え、蔦重を呼び戻した。 X(旧ツイッター)には「『べらぼう回収』あるかなと観ていて今回もあってうれしかったです!」「3週連続でタイトルコール回収」などと、セリフが響いた視聴者の投稿が寄せられた。 初回でも駿河屋が「このべらぼうめ!」と蔦重に言い放った。同じ言葉でも、3話が〝許し〟を含んだ温かみあるセリフだったのに対し、初回のそれは「トンデモない野郎」と蔦重を責めるニュアンスで発せられた。 2話では、気っぷのいいスター花魁で蔦重の幼なじみ・花の井(小芝風花)が「べらぼう」と啖呵を切った。 ネット辞書によると、べらぼうは「程度がひどいこと」「普通では考えられないようなばかげていること」などを意味する。語源は江戸時代、見世物になった奇人とされる。4話目でもこの言葉が聞かれると、定番化の可能性が高まりそうだ。

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