1月24日(金)東京・有明アリーナにて開催されるプロボクシング[4団体統一世界スーパーバンタム級(55.34kg)タイトルマッチ]井上尚弥vsキム・イェジョンのセミメインとして行われる[東洋・WBOアジアウェルター級(66.68kg)タイトルマッチ]の前日計量が23日行われ、同級王者・佐々木尽(23=八王子中屋)が仕上がった66.6kgのボディで計量パス。挑戦者の元日本ウェルター級王者・坂井祥紀(34=横浜光)はバキバキに割れた腹筋を見せて66.3kgでクリアした。 【フォト】佐々木が両手を広げて計量パス!坂井のバキバキ腹筋も 佐々木にとって坂井はかつてスパーリングをしてきた関係で、前日の記者会見でも「4回戦の頃からずっと上にいる存在だったので、今回は防衛戦だが挑戦者という気持ち」と話した。坂井も会見では「もう僕が知っている佐々木尽くんではないと思っているので、新たな佐々木くんと対戦すると思って挑みます」と語った。 また、井上と対戦予定だったサム・グッドマンの負傷により試合が1ヶ月延期されたことについて、佐々木は「1ヶ月前は調子が良くなかったので運がいいなと思った」と、調整が長引いたことはプラスだったという。坂井にとっても「1ヶ月がメリットになった」と話し、互いにベストの状況でリングへ立つこととなりそうだ。 現在、引き分けを挟んで7連続TKO勝利中の佐々木は「最高の熱い試合をして、お客さんを楽しませて世界にアピールしていきたい」と意気込む。これまで掲げてきた目標である”日本人初のウェルター級世界王者”に近づくためにも、46戦で一度もKO負けのない坂井を相手に勝利することができるか。注目の一戦だ。
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