先制点をお膳立てした久保。(C) Getty Images
現地時間1月16日に開催されたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のラウンド16で、久保建英が所属するレアル・ソシエダが、ラージョ・バジェカーノとホームで対戦した。 3日前のビジャレアル戦(1-0)で圧巻のゴラッソを叩き込んだ久保は公式戦2試合連続のスタメン出場。いつも通り、4-3-3の右ウイングに入った。 その久保は開始2分、右サイドから仕掛けて右足で折り返し、いきなりチャンスを創出するも、味方のシュートはDFにブロックされる。 その後もキレキレの久保を中心に右サイドからゴールに迫るソシエダは22分、右SBのアランブルがミドルシュートを放つもGKにセーブされる。 迎えた23分、久保が左サイドから仕掛けて絶妙なグラウンダーのクロス。これをオジャルサバルがダイレクトでゴールにねじ込み、先制点を挙げる。
日本代表MFは今シーズンの公式戦3つ目のアシストとなった。 さらに、前半アディショナルタイム1分、久保も絡んだ攻撃から最後はオラサガスティが豪快なゴラッソを叩き込み、追加点を挙げる。 しかし、その直後にCBのスベルディアがPKを献上。これをトレホに決められて1点を返される。
後半に入って61分、2人をぶち抜いた久保のパスを受けたオジャルサバルが右サイドからクロス。これをスベルディアがゴールに蹴り込むも、オフサイドで得点は取り消しとなる。 77分には、ラージョのDFエスピーノが、オジャルサバルへのファウルで2枚目のイエローカードを受けて退場。数的優位となったホームチームは、そのファウルで獲得したFKをセルヒオ・ゴメスが蹴ると、合わせにいったボールがそのままゴールに吸い込まれ、3点目となる。 久保がクボコールとスタンディングオベーションを浴びて89分に交代となったなか、このまま3-1でソシエダが快勝。ベスト8に進出した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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