2025年2月8日 16時39分 #サッカーJリーグ
サッカーJリーグの今シーズン最初の公式戦「スーパーカップ」が国立競技場で行われ、サンフレッチェ広島がヴィッセル神戸に2対0で勝ちました。
ことしのスーパーカップは、昨シーズンJ1と天皇杯の2冠を達成したヴィッセルと、J1で2位のサンフレッチェが対戦し、国立競技場に大会最多の5万3343人が訪れました。
サンフレッチェは試合開始直後から主導権を握り、前半12分には右サイドからのクロスボールに、加入2年目でドイツ出身のトルガイ・アルスラン選手が頭で合わせて先制しました。
さらに後半25分には、コーナーキックから荒木隼人選手がヘディングシュートを決めてリードを広げました。サンフレッチェはヴィッセルに2対0で勝ち、2016年以来、9年ぶり5回目の優勝を果たしました。サンフレッチェはスーパーカップにこれまで5回出場していていずれも勝利を収めました。一方、ヴィッセルは主力の多くを温存して臨み、1点を追う後半途中から昨シーズンの最優秀選手、武藤嘉紀選手や大迫勇也選手を投入しましたが得点を奪えず、スーパーカップでは、去年に続いて敗れました。
スーパーカップは1994年からJリーグのシーズンの幕開けを告げる大会としてJ1王者と天皇杯優勝チームが熱戦を繰り広げてきましたが、来年からJリーグのシーズンが秋春制に移行されるのに伴って現行での開催は今回で最後となりました。