欧州CLのリーグフェーズ第7節が21日に行われ、日本代表FW南野拓実が所属するモナコはホームでアストンビラと対戦し、1-0で勝利した。先発出場の南野は後半33分までプレーした。1月16日に30歳を迎えた南野は、その感想を「特にない」と語りながらも、先日引退を発表したC大阪時代の先輩たちの姿に、時の流れの早さを感じ取っていた。
「(試合は)いつも通りっていうか時間が経つのは早いなっていう。自分が30歳になったことより、セレッソでやっていた先輩たちが引退し始めて(柿谷)曜一朗くんとか丸橋祐介選手とか、そっちの方が時代を、サッカー界の流れの早さを個人的には感じました。自分もどうかな、と。どのぐらいやるかわかんないですけど、なるべく長くトップリーグでやりたいなと思います」
35歳の柿谷、34歳の丸橋は、南野が17歳でトップチームデビューを果たした2012年にもC大阪に在籍。C大阪下部組織出身で、背中を追いかけてきた選手たちの引退に、感じるものがあった様子だ。
30歳という節目を、モナコで迎えた南野。今季の目標については「CLっていうのは僕らの1番大きな目標ではあると思います。でもそれと同じぐらいリーグで上位トップ3でフィニッシュすること。モナコはアップダウンが激しいチームの1つだと思うんで、そこをどれだけ継続的にCLに出られるか。自分としてもそうだし、チームの成長としてもすごく大事なところだと思う。今日の試合でもまた自分たちで自信を取り戻すことができたけど、こういう強い相手に対しても勝つ力はあるチームだと思うんで、しっかりそれをリーグでもう一度やっていきたいかなと思います」と語っていた。