ロッテからポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指した佐々木朗希投手の移籍先は、大方の予想通り、ドジャースに決まった。2023年オフにも、佐々木がポスティングシステムを利用することに備えて、球団内は動いていた。「出来レース」「密約説」など噂は飛び交ったが、ウルフ代理人はそれを強く否定し、MLBの調査も問題なしと判断された。 ◆佐々木朗希、インスタでドジャース入りを報告【写真】 ドジャースには、佐々木が魅力に感じる要素が多くあったのだろう。そして、大谷翔平選手というスーパースターの存在だけでなく、年齢が近くて、親交のある山本由伸投手がいることも心強かったはずだ。 ともにワッサーマン事務所で、マネジメント会社も同じ。日本時代から交流があった。山本がオリックス時代はトレーニングを一緒にしたことがあったと聞く。MLBネットワークのジョン・モロシ氏は17日、同局のネットワーク内で、「この24時間以内に、山本と佐々木の間で重要な会話があったと聞いた」と語った。 ドジャースの育成システム、チーム状況、投手陣のマネジメントなど、肌で感じている山本から、直接話を聞いた可能性もある。「兄貴分」の存在は、佐々木がドジャーブルーのユニホームに袖を通す後押しとなったはずだ。
中日スポーツ
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************