埼玉 八潮 道路陥没 穴が2か所に 救助活動難航|NHK 首都圏のニュース

28日、埼玉県八潮市で道路が陥没してできた穴にトラックが転落した事故で、付近でもう1か所、穴があいているのが確認されました。 陥没の範囲が徐々に広がるなど2次災害のおそれがあり、トラックに乗っていた男性の救助活動は難航しています。 28日午前9時40分ごろ、八潮市の交差点で道路が陥没してできた直径およそ10メートル、深さが5メートルほどの穴に男性1人が乗ったトラックが転落しました。 消防によりますと29日午前1時すぎにトラックの荷台部分が大型クレーンでつり上げられましたが、運転席部分は穴の中に残されたままです。 また、作業が行われていた午前1時すぎに付近の道路がもう1か所、陥没し周囲にある飲食店の看板が倒れたり、電柱が沈み込んだりしているということです。 発生から丸1日が経過しましたが、陥没の範囲が徐々に広がるなど2次被害のおそれがあり、トラックに乗っていた男性の救助活動は難航しています。 消防によりますと、男性とは28日昼過ぎ以降、やりとりができなくなっているということです。 周辺ではさらに陥没が起きる危険性も排除できない状況で、八潮市はそうした場合、地中にあるガス管が傷ついてガス漏れが起きるおそれもあるとして、現場から半径およそ200メートルの範囲の住民に対し、安全な場所に避難するよう呼びかけています。 28日、埼玉県八潮市で道路が陥没してできた穴にトラックが転落した事故では、現場でその後陥没の範囲が広がってガス管が損傷するおそれが生じたとして、警察が現場から半径200メートルの範囲の住民に対して、避難を呼びかけました。 このため市は、29日午前2時40分ごろに周辺のおよそ200世帯を対象に避難指示を出しました。 市は、市役所に避難所を開設していて午前8時の時点で合わせて185人が避難して、市によりますと、これまでに体調不良などを訴える人は出ていないということです。

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