大学共通テスト始まる 県内出願者5766人、新指導要領に対応:福島ニュース:福島民友新聞社

試験会場に向かう受験生ら=18日午前8時ごろ、福島大

本格的な入試シーズンの幕開けとなる大学入学共通テストが18日、全国651会場で2日間の日程で始まった。県内は福島大、福島医大、会津大、日大工学部、郡山女子大、医療創生大、原町高の7会場で行われ、出願者は昨年より35人多い5766人となった。このうち出願者が最も多い福島大では18日朝、緊張した面持ちの受験生の姿が見られた。

全国の出願者は昨年より3257人多い49万5171人となり7年ぶりに増えた。今回は現行の学習指導要領に対応した最初の試験で、6教科30科目から7教科21科目に再編。19日には「情報」が初めて実施され、現役生向けの「情報1」ではプログラミングやデータ活用について出題される見通しだ。

18日は地理歴史と公民、国語、外国語があり、英語はリスニング試験も実施。科目が大きく変わった地歴公民では「地理総合、地理探究」や「公共、政治・経済」などが初めて行われ、資料を分析させて思考力や判断力をみる問題が多く出た。大問が2問から3問に増えた国語の現代文では、評論と小説に加え、グラフの読み取りが求められる新たな問題が出た。

あわせて読みたい

[PR] 中小企業の知恵袋あります 税理士法人・三部会計事務所

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *