松岡昌宏が主演を務める「家政夫のミタゾノ」第7シーズン(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※初回は夜9:00-10:00の拡大スペシャル)の第1話「最恐家政夫ふたたび…禁断の初恋と同窓会」が1月14日に放送された。第1話のゲストは中山美穂さん。中山さんが演じる田中令子が水道のトラブルをきっかけに中学時代の初恋の人、八王子健太郎(吉田栄作)と再会したことで、家族を巻き込んだ騒動へと発展していった。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】今シリーズから登場した新人家政婦・桜田門役の久間田琳加 ■新人家政婦役で久間田琳加が登場 同ドラマは、松岡演じる女装した大柄な家政夫・三田園薫(通称:ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣くう“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく、痛快“のぞき見”ヒューマンドラマシリーズ最新作。 第7シーズンにも、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)演じる若き家政夫・村田光や余貴美子演じる「むすび家政婦紹介所」の所長・結頼子、平田敦子演じる阿部真理亜、しゅはまはるみ演じる式根志摩といったおなじみの家政婦仲間たちが続投。また、新人家政婦・大門桜役で久間田琳加が登場。 第1話にはゲストとして、中山美穂さん、吉田栄作、ミスターちん、やす(ずん)が登場した。 ■三田園(松岡昌宏)のお節介で中学の同級生だった2人の距離が縮まっていく 依頼を受け、ウェブライターの田中令子の家を訪れた村田光と新人家政婦の大門桜。実は家政婦を依頼したのは、令子の夫・タカシ(ミスターちん)の母・和代(松金よね子)だった。それは、仕事にかまけて家のことを何もしない令子をけん制する意味もあった。 突然のことに令子が戸惑っていた頃、庭の凍結した水栓から、水が噴き出す事態が。一同が収拾に追われる中、シャンパンボトルを持って颯爽と現れた三田園を見た令子はまたも戸惑いを隠せない。 すると、そこにやって来たのは、水道修理会社「エイトプリンス」の代表・八王子健太郎(吉田)。その八王子は令子の中学の同級生で、令子にとって忘れられない初恋の相手だった。思いがけない再会にひそかに心を躍らせる令子。そんな様子を見た和代は、令子を監視するよう光と桜に命じるが、三田園のお節介により2人は少しずつ距離が縮まっていく。 実は、その週末に中学の同窓会が開かれる予定で、最初は行く気がなかった令子だが、八王子と再会したことで、同窓会に出席しようと思った。しかし和代は同窓会に行かせまいと、令子に理不尽な留守番を言いつける。 少し葛藤があった令子だが、三田園によって夫・タカシの思わぬ事実、連日帰宅が遅かったのは仕事ではなく、キャバクラに通っていたことが暴かれ、令子は決断した。 ■同窓会の会場で明かされる真実 八王子が待つ同窓会の会場に駆けつけた令子。令子を追って和代もやって来た。「あなた、何やってるの?」と問い詰める和代に令子は「私、八王子くんと…」と答えようとしたところで、夫・タカシも「ちょっと待った!」と叫びながら会場に入ってきた。 役者がそろったところで、ここから三田園による“ネタバラシ”が始まった。タイムカプセルの中の二次元コードを読み込むと、スクリーンに和代が令子への脅迫状を作成している姿が映し出された。さらに八王子の会社のフライヤーを抱き締める姿も。亡くなった夫一筋だと思っていた和代は、実は八王子に恋をしてしまい、令子の邪魔をしていたのだった。 別のタイムカプセルには、タカシの名刺が。それはキャバクラの“シニアボーイ”という役職の名刺で、実はタカシはリストラされ、キャバクラで働いていた。キャバクラ通いではなく、キャバクラ勤務だということがバレてしまった。 ■八王子の「家族になろう」の本当の意味も明らかに さらに、令子がSNSで優雅でリッチな生活を送っていると装って投稿していたこともスクリーンに映し出されてウソがバレてしまう。それでも令子は最後の頼みの綱だった八王子の「家族になろう」という言葉を信じて、「八王子くんと家族になる」と宣言するが、これも令子の勘違いだった。 そこに、令子の娘・スミレ(牧野羽咲)が遅れて同窓会の会場にやって来た。スミレが結婚したいと思っていた彼氏は八王子のことで、八王子が「家族になろう」と言ったのは、スミレとの結婚を認めてもらおうと思っての言葉だった。 がくぜんとする令子だったが、プールで溺れた時に人工呼吸で助けてくれた初キスの相手は八王子ではなく、夫のタカシだということも明らかに。まさに記憶の改ざんによって、勝手に“美しい思い出”が作られていたのだった。 ■第1話ゲストの中山美穂さんを三田園が追悼 結果的に、令子はタカシと結婚生活を続け、八王子はスミレではなく和代とお付き合いをすることに。先が読めない展開に、放送後、SNSでは大きな反響を呼んだ。 また、第1話のゲストが、2024年12月に亡くなられた中山美穂さんということで、エンディングでは中山さんの出演シーンが流れた後、劇中で中山さんが座っていた白いイスと白いテーブルが映し出され、三田園に扮(ふん)した松岡がテーブルの上に一輪の花を手向け、一礼した。 そして「中山美穂さん ありがとうございました」というテロップが入り、追悼した。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部
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