ドジャース・大谷翔平(30)の元通訳で銀行詐欺罪などの罪を認めていた水原一平被告(40)に連邦地裁から禁錮4年9月が言い渡され、昨年から続いた前代未聞の大スキャンダルは一応の決着を迎えた。
身内に1700万ドル(約26億円)を知らぬ間に盗まれた大谷にとってはまさかの災難だったが、ロサンゼルスのメディアは「やっと終わったぞ」と一安心。「トゥルー・ブルーLA」は「もうこの問題は終わりです。水原については裏切りと犯罪で悪名高い人物となり、二度と彼について語ることはないでしょう」とし、ポッドキャスト「ドジャーヘッズ」では「すべてのことが終わり、完全に決着がついた。もうそのことについて話さなくて済むのはいいことだ。ほとんどの人はウンザリしていた。大谷のレガシーにとっては汚点だが、方向転換して歴史的なシーズンを送ったのはうれしいことだ。もう彼から連絡がないことを祈る」とドジャースファンを悩ませたこの話題の終結を喜んでいる。
また一方で「テイルゲート」は「ファンは大谷がスキャンダルの犯人ではなく、被害者だったことに安堵した」としながらも「信頼していた仲間による裏切りは今後、何年も彼にとって心の傷になるだろう」と大谷の心中を察している。