フリーアナウンサー笠井信輔(61)が2日、ブログを更新。フジテレビ時代の後輩の長谷川豊氏(49)が前日1日に、実業家・堀江貴文氏(52)の公式YouTubeチャンネルで「フジテレビに上納文化はあります」などと語った発言について「『上納』は完全否定できます」「どこかで記憶違いをしているのではないか」と指摘し、完全否定した。
長谷川氏は、堀江氏と同氏のYouTubeチャンネル内で対談した中で、フジテレビ在籍時に、笠井とフジテレビの後輩女性アナウンサーらとの会食の中で、自らが上納されたなどと語った。笠井は「フジテレビの『上納文化』に関して私の名前が上がりました 私は、これまで周囲の人に対して『アナウンサーに関して、上納システムといったものをこの35年間見たことも聞いたこともない』と話してきました 自分自身がやっていれば、そんなこと言えません」と断言した。
その上で「私が15年以上前の飲み会において、元後輩男性アナウンサーを献上したと言う話が『既成事実化』されて拡散されております Xや私のInstagramにも、炎上と言う形でたくさんのコメントが寄せられています ここで私は、今回取り上げられたようなことはなかったとはっきり表明させて頂きます」と完全否定した。さらに「女性アナウンサーから、『そうしたことをされたことはない』とあらためて連絡がありました。この女性アナウンサーの話も信じてもらえないのでしょうか?」と、女性アナも長谷川氏の発言を否定していると説明した。
一方で「ただし、私は『元後輩アナウンサーは、嘘をついている』と、主張しているわけではありません 15年以上前のことです 彼は被害者として話をしております 被害者の方の経験を、第三者が全否定はできません」ともつづった。その上で「この食事会が現実に行われているとすれば、メンバー構成が違っていたのではないかと考えます 彼は、どこかで記憶違いをしているのではないかと感じるのです」と説明。「被害を訴える彼を傷つける意図は、まったくはありません 彼は今、番組制作会社の社長をしております 去年、彼の番組に出演させて頂きました。本当に歓待してくれて私の楽屋までわざわざ出向いて『お会いしたかった』『ずっと出演して頂きたかったんです』と出演を大変喜んでくれました それは事実です」ともつづった。
笠井は「今回、SNSの炎上の当事者になって、自分が発言したことではない、全く身に覚えのないことで、周囲の皆さんから批判されてこんなに辛いものかと、心を痛めております 黙っていたほうが良いのではないかと、いろいろなところからご指導を受けましたが、黙っていれば、私と女性アナウンサーは、後輩男性アナウンサーを上納したと言う話が本当のものとなっていく恐怖を感じています」と訴えた。そして「改めて、そのような事、絶対にしていないと心に誓ってお話しすることができます 私の話を信じていただけるなら幸いです」と訴えた。