本州の南岸を低気圧が通過する「南岸低気圧」の影響で、関東甲信の山沿いで雪が降っています。 このあと数時間は平地でも局地的に雪が積もるおそれがあり積雪や路面の凍結による交通への影響に十分注意してください。 気象庁によりますと、本州の南岸を東へ進む前線を伴った低気圧や伊豆諸島付近にある別の低気圧の影響で、東日本の太平洋側を中心に広い範囲で雨が降り、山沿いでは雪が降っているところがあります。 低気圧に伴う寒気の流れ込みは当初の予想より強まっていませんが、このあと数時間は平地でも雪が降り局地的に積もるおそれがあります。 3日朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで甲信と、箱根から多摩地方や秩父地方にかけてで8センチ、東京23区など関東南部の平地で3センチ、関東北部の山沿いと平地で2センチと予想されています。 気象庁は、夕方にかけて積雪や路面の凍結による交通への影響に十分注意するとともに、電線への着雪に伴う停電などにも注意するよう呼びかけています。