前線を伴った低気圧が1日以降、西から近づく見込みです。 関東甲信では2日から3日にかけて、本州の南を進む『南岸低気圧』などの影響で、山沿いを中心に大雪となり、平地でも積雪となる所がありそうです。気象庁は積雪のほか、路面の凍結による交通障害に注意・警戒するよう呼び掛けています。 【画像を見る】1日(土)〜6日(木)午後3時の雨と雪のシミュレーション(3時間ごと) 気象庁によりますと、南岸低気圧や伊豆諸島付近に発生する低気圧の影響で、関東甲信地方には寒気が流れ込み、2日明け方から3日にかけて断続的に雪や雨が降るとしています。山沿いや山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所があるということです。予想よりも地上の気温が低くなったり、降水量が多くなったりした場合は、“警報級の大雪”となる可能性があるとしています。 ■雪の予想 ▼1日午前6時から2日午前6時までに予想される24時間降雪量(多い所) 箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 2センチ 甲信地方 3センチ ▼2日午前6時から3日午前6時までに予想される24時間降雪量(多い所) 関東地方北部の山地 5センチ 関東地方北部の平地 1センチ 箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 10センチ 関東地方南部の平地 3センチ 甲信地方 20センチ ▼3日午前6時から4日午前6時までに予想される24時間降雪量(多い所) 関東地方北部の山地 10センチ 関東地方北部の平地 3センチ 箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 5センチ 関東地方南部の平地 1センチ 甲信地方 10センチ さらに週明け4日頃からは、強烈な寒波がやってきそうです。 気象庁によりますと、4日頃に低気圧が日本の東を発達しながら北上し、7日頃にかけて日本の上空には強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となる見込みで、その後、数日は冬型が続くとしています。 気象庁は大雪による交通障害や農業施設への被害などに注意するよう呼び掛けています。
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