香取慎吾が主演を務めるドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第5話が2月6日に放送された。正助(志尊淳)が職場の保育園を改善しようと一平(香取)や栗田(八木優希)らと働きかける様子が描かれて感動を呼んだ。また、X(旧Twitter)で香取と八木が、ドラマ「薔薇のない花屋」以来17年ぶりの共演となったことに「雫ちゃん また父ちゃんと共演できて 良かったね」「17年ぶりにドラマで再会 胸熱」と投稿され、トレンド1位を獲得した(以下、作品のネタバレを含みます) 【写真】園児たちと遊ぶ一平(香取慎吾)と正助(志尊淳) ■“選挙&ニセモノ家族ドラマ” 完全オリジナル作品で新ジャンルのエンタメ誕生 本作は、主人公である“日本一の最低男”大森一平(香取)が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を笑いあり涙ありで描く、“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。今の時代ならではの社会的テーマも毎話盛り込んだ完全オリジナル作品となっている。 志尊淳が“最低男”一平の義理の弟であり、子ども2人を育てるシングルファーザー・小原正助を演じ、その正助の子どもである小原ひまりを増田梨沙、小原朝陽を千葉惣二朗が演じる。 ■不祥事を起こした元テレビ局の報道マンの一平は政治家への転身を図る テレビ局の報道マンとして家族のケアを全くしない仕事人間だったが、昭和的な価値観のせいで不祥事を起こし、追われるようにテレビ局を退社した一平。大嫌いだった父親の残した実家に引っ越し、フリージャーナリストを名乗るものの仕事はなく、無職同様のさえない生活を送っていた。あるとき一平は、衆議院議員・黒岩鉄男(橋本じゅん)の公設第二秘書で、小学校時代からの幼なじみでもある真壁考次郎(安田顕)から助言を受け、政治家への転身を決意。次期区議会議員選挙に当選を目指して人生の再起を図る。 一平の他界した妹・陽菜(向里祐香)の夫であり、2人の子どもを育てながら保育士として働くシングルファーザーの義弟・正助一家を呼び寄せて同居することに。一平には裏で、家事や育児に取り組むことで生活者目線があるところを選挙でアピールするという“最低”な思惑があった。 正助が働く『フォーピース保育園』では、新園長に鮫島ふみ(中山忍)が就任。鮫島は少子化の影響で子どもの獲得競争が激しくなるとして、保護者たちから“選ばれる園”になるための改革を宣言し、英語教育やプログラミング教育を導入することを決める。それに対し、ベテラン保育士の林千鶴子(伊勢志摩)は人手不足の解消や業務効率化を訴えるも、鮫島は聞く耳を持たない。すると、以前から過酷な労働環境に不満を抱いていた栗田好美(八木優希)ら5人の保育士が、一斉に園を辞めると言い出す事態に。 ■「17年ぶりにドラマで再会 胸熱」とトレンド1位 真壁からアドバイスを受けた一平はフォーピース保育園でボランティアとして働くようになる。しかし、トラブルから鮫島はボランティアを中止。鮫島は改善する姿勢を見せず、正助は一平と一念発起してストライキを行う。 正助は一平や栗田とともに保育園を訪ねて鮫島に直談判に行く。正助は鮫島に頭を下げ、保育士を増やして子どもたち1人1人と向き合うようにできないかと要望を伝え、栗田ら退職した保育士たちは、改善されるなら職場に戻ると訴える。渋い顔をしていた鮫島だが、現場の書類業務を減らし、保育士を増やせるように努力すると話す。正助たち一同は深く頭を下げて感謝するのだった。 一時はどうなることかと思ったが、正助や一平らが子どもたちのために働きかける様子が感動を呼んだ。X(旧Twitter)で「今週もめちゃくちゃ良き話」「社会問題も描きこまれてて良いドラマ」とコメントが寄せられた。また、香取と八木が「薔薇のない花屋」以来17年ぶりの共演となったことにも「慎吾ちゃんと八木優希ちゃんが共演してるの嬉しすぎて泣いてる」「雫ちゃん また父ちゃんと共演できて 良かったね」「17年ぶりにドラマで再会 胸熱」「時を超えて.. エモすぎる」と投稿され、トレンド1位を獲得した。 ◆構成・文=入江奈々
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