高知では21年ぶりとなる将棋のタイトル戦「棋王戦」第1局が行われ、白熱した闘いが繰り広げられています。
高知市で行われている「棋王戦五番勝負」の第1局。3連覇を目指す藤井聡太棋王と初のタイトル獲得を目指す増田康宏八段の対局です。振り駒の結果、先手は藤井棋王に。初手に飛車先の歩を突くと、増田八段も同じく飛車先の歩を突き返し始まりました。会場には県内外から訪れた将棋ファンの姿が。
◆将棋ファン
「(この日を)今か今かと心待ちにしています。待ちきれなかったです」
高知県南国市出身の島井咲緒里女流二段らによる対局指導や大盤解説も行われました。
◆将棋ファン
「(プロは)全然違います。(対局指導では)予想外の指し手がバンバン飛び出してきたので…。(棋王戦では)藤井棋王の思うような“強い将棋”を見せていただきたいと思っているんですけど…」
これまでの対戦成績は藤井棋王が6勝1敗とリードしています。午前9時から始まった対局は午後6時現在も続いています。