“怪演”が視聴者を驚かせ、ネットがザワついた池脇千鶴
たるんだ頬、ぽっちゃりしたメガネ姿……女優・池脇千鶴(43)の怪演に注目が集まっている。1月27日、板垣李光人(22)と中島裕翔(31)がW主演するドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(フジテレビ系)の予告で、メガネ姿で中年女性役を演じる池脇が映し出されると、多くの視聴者を驚かせ、ネットがザワついた。
【写真】メガネとふっくらした姿で別人のような池脇千鶴。ほか袖口が広いカットソーでお団子ヘアの姿も
同作は、科学警察研究所の捜査員が死者の生前記憶を映像化する特殊なMRI技術を用いて、未解決事件の真相に迫るサスペンスドラマ。池脇は2月3日放送の第2話にはゲスト出演し、コンビニ店員の役を演じている。要介護の父親の面倒を見ながら慎ましい生活を送るなか、コンビニで同僚を刺殺するといった役どころだ。
「池脇さんの『秘密〜』出演は、昨年6月に母親役でサプライズ出演したドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(フジテレビ系)以来となります。今回は『秘密~』でふっくらした姿を見せ、かつてとは別人のような雰囲気を出しています。役作りで体重を増やし、年齢よりも年上にみえるメイクで挑んだようです」(ドラマ関係者)
1997年、15歳だった池脇は宮沢りえ(51)、一色紗英(47)らを輩出したCM「三井のリハウス」の8代目リハウスガールとして、鮮烈なデビューを飾った。
「近年は映画を中心に活動し、出演作品を絞って女優活動をしていますが、デビュー当初は連続テレビ小説『ほんまもん』(NHK)でヒロインを演じ、大河ドラマ『風林火山』でも重要な役どころを演じました。
数多くの作品に出演した池脇さんは、22歳で妻夫木聡さん主演の映画『ジョゼと虎と魚たち』(2003年公開)で体当たりシーンに挑み、脱清純派を図りました」(同前)
あの「俳優」と交際した過去
映画『そこのみにて光輝く』で、2015年に第38回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど、個性派女優としての演技を続けている。その一方で、私生活では独身を貫き、20年以上前に報じられた熱愛が最後だ。
「池脇さんの初ロマンスは19歳でした。2001年に若手芸人との公園デートが報じられ、2004年には写真週刊誌に俳優の新井浩文が池脇のマンションを訪れる姿をキャッチされました。彼女の事務所も『いいお付き合いをさせていただいています』と、交際を認めていましたが、数年後に破局しています。それ以来、表立った熱愛報道はありません」(スポーツ紙記者)
映画関係者が打ち明ける。
「池脇さんは脚本を読んだうえで、自分が納得した作品に出たいという思いが強いそうです。子どもの頃から夢見た役者という仕事に人生をかけていて、周囲には『生まれ変わっても女優をやりたい。生涯ずっと女優でいたい』と、話しているとか」
“池脇千鶴”の怪演に多くの人々が引き込まれていく──。