吉本興業は5日、公式サイトを更新。「所属タレントの活動自粛について」とのタイトルのお知らせを発表した。タレントの名前を明かさず、「弊社所属の一部タレントにつきまして、コンプライアンス違反の疑いがあることが判明したため、現在、外部弁護士等を交え、事実関係を調査中でございます」と書き出し、「このため、事実関係等が確定するまでの間、一部タレントは活動を自粛することになりましたのでご報告いたします」とした。 【写真】もう1人の違法カジノ疑惑芸人 同日、ヨシモト∞ドームは公式SNSを通じ、この日予定していたダイタクのトークライブについて「都合により公演中止となりました」と発表。同日午後4時から出演を予定していた「シブゴゴ!」と、午後6時半からの「ワラムゲ!」でも休演を発表した。よしもと幕張イオンモール劇場も、7日にダイタクが出演予定だった幕張平日ネタライブ2公演の出演を取りやめた。 一連の発表後、一部メディアは違法オンラインカジノで賭博をした疑いがあるとして、警視庁が「ダイタク」の吉本大(40)と「9番街レトロ」のなかむら★しゅん(31)を任意で事情聴取したと報じた。なかむらも先月末から番組出演が見合わせとなっていた。 ダイタクは兄の大、弟の吉本拓による双子のお笑いコンビ。結成15年のラストイヤーとなった昨年のM―1グランプリで初の決勝進出を果たした。 「コンビで後輩に慕われており、昨年のM―1で決勝に進んだ時は後輩たちがみんな大喜びしていた。先月末、今年出場資格を得たばかりの漫才賞レース『THE SOCOND~漫才トーナメント~2025』に出場せずと発表され、みんな疑問に思っていた。まさにこれからというタイミングだったのですが…」(お笑い関係者) 大はギャンブル好きとして有名だった。近年、吉本興業はコンプライアンス違反に厳しく対処しているだけに、どうなるか。
東スポWEB