「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」が今夜放送!あらすじ・キャストまとめ、ダニエル・ラドクリフら3人のインタビューをご紹介 : 映画ニュース – 映画.com

仲間との友情と絆を育みながら、たくましく成長してきたハリー・ポッターたち。闇の帝王ヴォルデモートを倒すために必要な「分霊箱」がホグワーツ魔法魔術学校にあることを知った彼らは、ホグワーツに向かう道中で亡きダンブルドアの弟・アバーフォースに出会います。こうして魔法界を分断し、人間界をも巻き込んだ、ヴォルデモートとの総力戦がいよいよ幕を上げる。

メガホンをとったのは第5作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」からシリーズを手掛けてきたデビッド・イェーツ監督。全世界でメガヒットした本作は、書籍の映画化最高興行収入作品、ワーナー・ブラザースの最高興行収入作品となり、当時の様々な記録を塗り替えました。凄まじい戦闘を経て、すべての謎が明らかになり、感動に包まれる結末を、ぜひ見届けてください。

【あらすじ】

死にも打ち勝てるという「死の秘宝」の1つ、「ニワトコの杖」がヴォルデモート(レイフ・ファインズ)に奪われてしまう。彼を倒すには、その魂を収めた7つの「分霊箱」をすべて破壊するしかない。長い旅を経て3つの「分霊箱」を破壊したハリー(ダニエル・ラドクリフ)と親友のロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)は、4つ目の「分霊箱」を求めてグリンゴッツ銀行へ向かう。やがて闇の帝王の手下・ベラトリックス(ヘレナ・ボナム・カーター)の金庫から「分霊箱」を盗み出すことに成功したハリーは、残りの「分霊箱」を求めてホグワーツ魔法魔術学校へ戻ることに。

頼れる存在に成長した同級生のネビル(マシュー・ルイス)や恋人のジニー(ボニー・ライト)に温かく迎えられたハリーだったが、校長となって待ち受けていた宿敵・スネイプ(アラン・リックマン)の襲撃に遭う。マクゴナガル先生(マギー・スミス)の反撃によりスネイプは学校から姿を消すが、ヴォルデモートがホグワーツへの総攻撃を開始!激しい戦いの中、ハリーは5つ目の「分霊箱」であるレイブンクローの髪飾りを探すため、伝説の亡霊“灰色のレディ”(ケリー・マクドナルド)の元へと向かいます!果たしてハリーとヴォルデモートの戦いの行方は…?

【キャラクター/キャスト/声優】

ダニエル・ラドクリフら主要キャスト3人のインタビュー】

2001年に公開された第1章「ハリー・ポッターと賢者の石」以降、8作品が作られ、世界的にメガヒットした同シリーズもいよいよ本作で完結となります。これまで数多くの大冒険を繰り広げてきたハリーたちを演じたダニエル・ラドクリフら主演の3人が、10年間の歴史を振り返ってくれた当時のインタビューをご紹介。

シリーズを通して重責のハリー役を演じてきたラドクリフは、崩壊したホグワーツを目の当たりにし「あれだけ巨大で立派なものが、ガレキの山という無残な姿に変わり果てたのを見て、奇妙な感覚だったね」と振り返ります。

ハリーの最良のパートナー、ロン・ウィーズリー役に扮したルパート・グリントも、無惨な光景にショックを受けたとか。セット破壊の現場にも立ち会ったそうで、「作業者がハンマーで壁を壊している様子を見て『間違っている!』と思ったよ。僕たちが成長していった場所なので、特別な思いがあったんだ」と思いの丈を語っていました。本作については「基本的には戦争映画みたいな感じで、常に戦いがある。とても素晴らしい大作になるはず」と自信ものぞかせていました。

「ハリー・ポッター」シリーズは、10年間にわたってキャラクターとともに出演者が成長を遂げることで、単なるファンタジーとしての枠を打ち破り、ファンにとっても至高の作品となりました。ラドクリフがハリー役に抜てきされたのは、オーディションのスタッフが両親と芝居を見にきていたラドクリフを見かけたことがきっかけだったとか。役どころと運命の出合いを果たしたラドクリフは、マギー・スミス(ミネルバ・マクゴナガル役)、アラン・リックマン(セブルス・スネイプ役)ら名優陣とぶつかり合うことになりました。

「小さかったころは、大ベテランとの対決シーンではやはり委縮していた。だから、自分自身のレベルを上げなければならなかった。でも、リックマンとの共演はいつも楽しいよ。素晴らしい俳優だと思う。個々のシーンの捉え方や分析が面白く、こちらも影響される。特にリハーサルでは彼の考え方を学ぶことが出来るから好きだね。大ファンだよ」

エマ・ワトソンは、自身が演じたハーマイオニー・グレンジャーについて「最初から最後までガッツある子だったと思う。苦しい局面に立たされても冷静さを失うことはない。それに、頭脳派にしては行動にちゃんと移すタイプ」と分析。さらに「ハリーとは、長い時間一緒に過ごして、いろんな苦境を一緒に乗り越えてきているから、あうんの呼吸が出来ていて、魂が1つになっている」と語る。本作ではラドクリフ、グリントとの連携プレイも見せ場ということで「3人がまるで時計仕掛けのようにうまく連携するの。ハーマイオニーはチームワークが得意なのかもしれない」と連帯感を強調しました。

また、ラドクリフは10年間の軌跡について「一言で表現するのは時期尚早かもしれない。まだ最中だからね」と率直な思いも吐露してくれました。

「自分がこの体験からどういう影響を受けたかを語るためには、もっとずいぶん後になってから振り返る必要があるんじゃないかな。ただ少なくとも、ものすごく楽しかったし、友だちと別れるのもさびしい。それと、これなしの生活はまだ想像がつかない。だからきっと変な感じになると思う」

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