「久保だからこそのプレッシャー」「威圧感すごいな」久保建英、厳戒マークを逆手に取ったラストパスで決定機演出の瞬間

ABEMA TIMES

[2025/01/24 12:16]

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【UEFAヨーロッパリーグ】ラツィオ 3−1 ソシエダ(日本時間1月24日/スタディオ・オリンピコ)

【映像】マークを逆手に取ったラストパスで決定機演出

ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の状況判断が光るラストパスだった。自身についた2枚マークの裏をかくパスから決定機を演出するとファンたちが歓喜している。

久保は日本時間1月24日に行われたUEFAヨーロッパリーグのリーグフェーズ第7節のラツィオ戦で右のウイングとして先発出場した。

序盤から激しいダブルマークを受けるなど警戒されていた久保。しかし1点を追いかける22分に素晴らしい状況判断から決定機を演出した。

右サイドに開いてボールを受けた久保がドリブルを開始。DFヌノ・タヴァレスとの鍔迫り合いが続くなか、MFニコロ・ロヴェッラが、マークを捨てて久保のカットインコースを消しに行く。2人に囲まれる形となった久保だが、ロヴェッラの動きによってフリーになったMFルカ・スチッチへとパス。最後はスチッチが左足で強烈なカーブショットを放つと、ボールは右のポストを直撃。惜しくもゴールとはならなかったが、久保のパスからゴールに迫る場面を作り出した。

このプレーに解説の安永聡太郎氏は「このシーンに象徴されるように久保が持つと、縦と内側を閉じにくる。空いたスペースにスチッチやブライス・メンデスが立って足を振る。もしくは逆サイドからベッカーが入ってきてそこに届けることができる」とコメント。2人や3人がかりで久保にマークがつくからこそ、他の選手はフリーになれる確率が高いと指摘した。

またSNS上のファンたちは「久保よく見てたな」「久保が持つと相手も嫌だよな」「ファイナルサードで久保もったあの瞬間の威圧感すごいな」「久保にこれだけ厳しくマークつくと他があくもんな」「久保だからこそのプレッシャー」など称賛の声が多く見られた。

なおソシエダは、30分にアイヘン・ムニョスが退場して数的不利に。すると直後、立て続けに2失点して前半を3ー0で終えると、後半には久保、FWミケル・オヤルサバル、MFマルティン・スビメンディら主力を下げる。終盤に1点を返したが、黒星となった。なお、ソシエダのベスト16入り決定は最終節に持ち越しとなっている。 (ABEMA/WOWSPO/UEFAヨーロッパリーグ)

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