佐々木獲得の最終候補に残っているのはドジャース、パドレス、ブルージェイズの３球団だ。写真：田中研治（THE DIGEST写真部）

今オフにポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指す佐々木朗希。米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は「移籍先がロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、トロント・ブルージェイズに絞られた」と自身の公式Xに投稿しており、争奪戦は最終盤を迎える。 この報道を受け、ドジャースの専門メディア『Dodgers Way』は３球団の佐々木獲得の可能性について言及。米複数メディアがドジャースとパドレスの一騎打ちを予想するなかで「ブルージェイズを完全に除外するのは間違いだろう」と綴り、次のように理由を説明している。 【動画】米国のグラウンドで投球練習を行なった佐々木の剛速球「佐々木はブルージェイズを候補に残して価格をつり上げることはできないので、トロントに何か気に入ったところがあるに違いない」 またドジャースは追加資金のため、ダレル・モレルやオーランド・パティーノといった契約予定だった有望株を他球団に流出。「ドジャースは明らかに、ササキのために多くのものを手放す覚悟ができている」と球団の動きを振り返りつつ、「ロサンゼルスにとっては、佐々木か失敗かのどちらかだ」と締めくくっている。 契約締結に向けて本気の姿勢を見せているドジャースは、日本の若き豪腕を獲得できるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部 【記事】「もし事実なら、ササキは即座に球界最大の悪役になる」去就大詰めの佐々木朗希、米記者が懸念「反ドジャースの感情が爆発するだろう」 【記事】佐々木朗希の争奪戦「本命ドジャースは３位で、勝者はパドレス」元GMが予想「決定的な理由は…」

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