「御上先生」“御上”松坂桃李はスネイプ先生?生徒の衣装は『ハリー・ポッター』形式採用|シネマトゥデイ

画像は「御上先生」第3話より – (C)TBS

日曜劇場「御上先生」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の主演を務める松坂桃李が、2日放送の第3話を前に、本作の設定秘話や過去の放送回の振り返りポイントを語った。

【画像】御上の過去が明かされる…第3話場面写真

「御上先生」は、左遷同然に高校教師となった東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(松坂)が、18歳の高校生たちを導きながら、権力に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。第2話では、国家公務員採用総合職試験会場で起きた殺人事件の犯人が、真山弓弦(堀田真由)であることが判明。さらに彼女が、御上が担任を受け持つ私立隣徳学院3年2組の生徒・神崎拓斗(奥平大兼)が不倫をリークした元教師・冴島悠子(常盤貴子)の娘であることも明らかになった。

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生徒たちの何気ないシーンにも要注目

(C)TBS

ーー第2話まで放送されましたが、松坂さんのもとにはどのような反響が届いていますか?

普段あまり連絡を取らないような方々からも、「面白かった」や「見たよ」など、感想をいただいて、正直ビックリしています。飯田プロデューサーからもTVerの再生回数のお話があったり、この作品についての記事を目にすることが多く、僕らみんなで作った「御上先生」という作品が、いろいろな角度から見られているということを実感します。それとともに、少しずつではありますが、本作に込められている思いが届いているのだろうなと感じています。

ーー放送後だから言える本作の設定秘話を教えてください。

生徒たちの衣装は、本人たちが役を考えた上での衣装スタイルになっています。これは宮崎陽平監督曰く、“ハリー・ポッター形式”を採用しています。映画『ハリー・ポッター』シリーズの生徒たちも、それぞれが着たいように制服を着ていたんだそうです。その役のフィルターを通して、自らが主体性を持って衣装を選んでいるところから、「隣徳の生徒たちはハリー・ポッターみたいなものなんですよ」と言っていたことを思い出しました。なので、それで言うと、神崎、富永(蒼/蒔田彩珠)、次元(賢太/窪塚愛流)はハリー、ハーマイオニー、ロンみたいなものです。そして御上先生はスネイプ先生……?

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ーー繰り返し見てくださる視聴者に向けて、「ここに注目するとより楽しめる」というポイントを教えてください。

繰り返して見てくださっている皆さま、本当にありがとうございます。ワンシーンごとにいろいろな遊び心や、伏線などを散りばめていますが、実はほかにも生徒の関係性などを含めた細かい裏設定があるんです。例えば、村岡渉(山田健人)と戸隠栞(野内まる)は付き合っているとか……。御上先生が教室に入ってくるわずかな時間や授業が終わった後の生徒たちの動きによって、それぞれの生徒の関係性が出ています。なぜなら、生徒1人ひとりがその役と関係性を理解し、芝居上に反映させているから。御上が第1話で生徒のプロフィールを見ているのですが、よく見ると面白いことが書かれているかもしれません。

ーー第3話は、教育改革というテーマにさらに一歩踏み込む内容になっているかと思います。視聴者の皆さんに向けて見どころを教えてください。

第2話で主要キャストが出揃いました。それによって第3話では新たな物語が展開していきます。御上と視聴者の皆さんが見ていた幻影の男が、御上とどういう関係があるのかも明らかに。放送終了後にはありがたいことに多くの反響をいただいているので、ネタバレ回避のためにもリアルタイムで見ていただけたらうれしいです。

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主人公が出会うジャンク屋・カネバン有限公司のメンバー – (C)創通・サンライズ

2日、ガンダムシリーズ最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の先行劇場版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』に登場するキャラクターおよびモビルスーツ(MS)が公式発表された。あわせて、声優キャストとして伊瀬茉莉也徳本恭敏千葉翔也永野由祐釘宮理恵越後屋コースケ川田紳司山下誠一郎藤田茜新祐樹後藤光祐武田太一が参加していることが判明した。(以下、本編のネタバレを含みます)

【ビジュアルまとめ】『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』劇中キャラ&MS

本作は、スタジオカラーとサンライズのタッグで制作されるテレビアニメシリーズの一部話数を、劇場上映用に再構築したもの。スペース・コロニーで平穏に暮らしていた高校生アマテ・ユズリハ(声:黒沢ともよ)が、戦争難民の少女と出会ったことをきっかけに、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に身を投じる。監督は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの鶴巻和哉、シリーズ構成は榎戸洋司、メカニカルデザインは山下いくとが担当し、株式会社カラーの代表取締役社長・庵野秀明も脚本に名を連ねている。

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公式発表されたのは、主人公アマテが出会うジャンク屋・カネバン有限公司のメンバーおよびジオン公国軍のキャラクター。カネバン有限公司は社長・アンキー(伊瀬)をはじめ、構成員のジェジー(徳本)、ナブ(千葉)、ケーン(永野)が所属する。また、ジェジーが飼っているポメラニアン(越後屋)、ジークアクスに乗り込むアマテが行動を共にする自律型AIロボット・ハロ(釘宮)も登場する。

“赤い彗星”シャア・アズナブル(中央)も公式発表- (C)創通・サンライズ

ジオン公国軍のキャラクターは、「赤い彗星」の異名を持つシャア・アズナブル(新)を筆頭に、“木星帰りの男”シャリア・ブル(川田)、エグザベ・オリベ少尉(山下)、コモリ・ハーコート少尉(藤田)、シャアの部下であるデニム曹長(後藤)、シャアの副官であるドレン中尉(武田)が発表された。

さらに登場MSとして、クランバトルに参加する「赤いガンダム」をはじめ、地球連邦軍の新型MS「白いガンダム」、ジオン公国軍の制式量産型MS「ザク」およびシャアのパーソナルカラーにペイントされた「シャア専用ザク」のビジュアルも明らかになった。

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HG 1/144「赤いガンダム」 – (C)創通・サンライズ

公式発表にあわせて、「赤いガンダム」がHG 1/144 として立体化されることが決定。2025年5月発売(税込2,750円)を予定しており、詳細は、2月3日に特設ページにて公開される。

声優キャストの伊瀬、徳本、千葉、永野、釘宮のコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

伊瀬茉莉也(アンキー役)

アンキーを演じさせていただきます、伊瀬茉莉也です。

機動戦士ガンダム』……いや、『機動戦士Gundam』誕生です…!! この違いは何なのか…これまでとは違うガンダムの物語が紡がれているのでしょうか…

どうぞご期待下さい……!!

徳本恭敏(ジェジー役)

この度はジェジーを演じさせていただき光栄に思っております。アフレコ現場ではジョジー、ジャジーなど色々と名前を間違われてました。

言葉遣いの悪さから荒っぽい印象を持たれるかもしれませんが、愛犬家な一面も持っており心根は優しいです。多分……皆様、ジェジーです。よろしくお願いいたします。

千葉翔也(ナブ役)

仲間の中では比較的クールな知能派ポジション、ナブ役を演じさせていただきます。千葉翔也です。 まだ言えない事だらけのストーリーですが……度肝を抜かれる事だけは間違いないと思います。僕は抜かれました。 どのモビルスーツを見ても胸が熱くなりますよ。

ガンダムは物心つく頃から触れていたので、この作品に関われて非常に嬉しく思います。精一杯演じさせていただきました。お楽しみに!

永野由祐(ケーン役)

初めまして! ケーンを演じさせていただきます、永野由祐です! とんでもない作品に参加させていただいているという実感があります……!

ケーン含むポメラニアンズが、作品に良い彩りを加えられていたらなと思います。ただ本当に、一体何が起こるのか……放送が楽しみです!

釘宮理恵(ハロ役)

ハロ役を担当させていただきました釘宮理恵です。 収録の時にいつも役者含め制作陣全体の気合いがひしひしと感じられる素敵な現場でした。

きっとみなさまに楽しんでいただける作品に仕上がっていると思いますので、どうぞ楽しみに待っていてください!

劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』全国公開中

テレビシリーズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』日本テレビ系列にて放送予定

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左から土屋神葉、鶴巻和哉監督、榎戸洋司

ガンダムシリーズ最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の先行劇場版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』を手がけた鶴巻和哉監督が2日、TOHOシネマズ新宿にて開催された大ヒット御礼舞台あいさつに登壇し、制作秘話を明かした。この日は、シリーズ構成・脚本の榎戸洋司、シュウジ・イトウ役の土屋神葉も出席した。

【ビジュアルまとめ】『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』劇中キャラ&MS

本作は、「エヴァンゲリオン」シリーズのスタジオカラーとサンライズのタッグで制作されるテレビアニメシリーズの一部話数を、劇場上映用に再構築したもの。スペース・コロニーで平穏に暮らしていた主人公アマテ・ユズリハ(声:黒沢ともよ)が、戦争難民の少女ニャアン(声:石川由依)と出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に身を投じるさまを描き出す。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズを手がけた鶴巻監督は、作品に携わる経緯について「サンライズさんから僕でという話があったんです。僕は、ガンダムは好きなのですが自信がなかった」と正直な胸の内を明かすと、「ガンダムと言えば宇宙世紀とオルタナティブのどちらかということが浮かぶと思いますが、やるなら宇宙世紀でしょと思っていました」と語る。

企画の話を聞いたとき、榎戸は「『ガンダムをやる』というのは風の噂で聞いていたんです」と明かすと、「鶴巻監督がやるなら、間違いなく宇宙世紀を舞台にしたものになると思っていたのですが、まさか……という話でした。最初に話を聞いたときは頭が真っ白になったのですが、考えるといま『ガンダム』という作品をやるうえで最も適した題材かなと思いました」と述べていた。

脚本は榎戸と共に、序盤は株式会社カラーの代表取締役社長である庵野秀明が務めている。榎戸は「庵野さんじゃなければ書けない脚本。僕は怖くてとてもできません」と苦笑いを浮かべると、鶴巻監督も「僕ならあそこまでできない。もう少しセーブして格好つけてしまう。『エヴァ』から解放されて庵野はリミッターが外れてしまっている。『トップをねらえ!』や『ふしぎの海のナディア』をやっているころのオタク感全開の庵野が戻ってきているなと思いました」と期待をあおる。

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また榎戸は「『ガンダム』って人を本気にさせるんです。真夜中の1時ぐらいに『リック・ドムとジムのどちら強いか』で喧嘩みたいになる」と笑うと、鶴巻監督も「この年代でアニメ好きだと『ガンダム』というのは骨身にしみていて、ほぼ自分と一体化している。こだわりポイントが人それぞれ違うので、スタッフと打ち合わせをすると常に新しい発見がある。逆にいうと観る人にもそれは同じで、怖い部分もあります」と人気コンテンツだからこその難しさを吐露していた。

戦闘シーンについて、榎戸は鶴巻監督から「ビームライフルだけの打ち合いは面白くないのでやめてほしい」というオーダーに頭を悩ませたというと、鶴巻監督は「僕は富野(由悠季)監督が作品を作られているとき、おもちゃメーカーとのやり取りの話をされていました。僕はいままでアニメを作っていたとき、そういう経験がなかったので、おもちゃのためにアニメを作るという側面に面白みを感じていたんです」と『ガンダム』という作品ならでは……というエピソードを明かしていた。

イベント同日、本作にシャア・アズナブルやシャリア・ブルが登場していることが公式発表された。榎戸は「『フリクリ』をやっていた20数年前から、『シャリア・ブル』を主人公にしたリメイクを作ったら面白いよねという話をしていたんです」と振り返ると「知り合いから『ネットで緑のおじさん(シャリア・ブル)が人気だよ』と話をされていたんです。ネットでは名前が伏せられていたので、最初は『誰なの?』と思ったぐらい」と笑う。鶴巻監督も「樋口(真嗣)監督もどこかで『シャリア・ブルをフィーチャーした作品があってもいいんじゃないか』という話をしていたようなんですよね」と語っていた。

鶴巻監督は「先行上映はまだ続きますが、テレビになるとこのままの繋がりで放送できないと思うので、映画でしか観られない繋ぎをしっかり目に焼き付けてください」と客席に呼びかけていた。(磯部正和)

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テレビシリーズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』日本テレビ系列にて放送予定

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シュウジ・イトウ役の土屋神葉

ガンダムシリーズ最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の先行劇場版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』でシュウジ・イトウ役を務める声優・土屋神葉が2日、TOHOシネマズ新宿で行われた大ヒット御礼舞台あいさつに出席。観客動員数100万人を突破するほど大きな反響を呼ぶ本作に、「劇場で3回観ました」と自身も虜になっていることを明かしていた。この日は、監督の鶴巻和哉、シリーズ構成・脚本の榎戸洋司も登壇した。

【画像】「司会進行だ、とガンダムが言っている。」鶴巻監督から襷を受け取った土屋神葉

本作は、ガンダムシリーズのサンライズが、「エヴァンゲリオン」シリーズを手掛けるスタジオカラーと初タッグを組んだガンダムシリーズ最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」のテレビ放送に先駆け、一部話数を再構築した劇場先行版。土屋は、主人公アマテ・ユズリハ(声:黒沢ともよ)らの前に現れた不思議な少年シュウジ・イトウの声を担当している。

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1月17日の劇場公開から、2週連続週末映画動員ランキングで首位を獲得している本作。すでに動員は100万人を突破しているが、土屋は「100万人という数字は想像つかないですね」と驚きの表情。「僕は劇場に3回観に行きました」と出演者でありながら作品に魅了されていることを明かし、「作品は飛び立っていきましたね」と笑顔を見せた。

この日、土屋は本作のアンバサダーに就任することが発表された。鶴巻監督から「司会進行だ、とガンダムが言っている。」と書かれた襷(たすき)をかけられると「頑張るぞ、とガンダムが言っている。」とシュウジのセリフで意義込みを語り、その後は司会進行を務めることに。

土屋は、シャア・アズナブルやシャリア・ブルが作品のなかに登場することになった話や、モビルスーツの戦闘シーンを描く上で、本作ならではの苦労などを、鶴巻監督や榎田に質問。さらに、劇中に登場する「MAV戦術」という言葉を使用した意図などを深堀りするなど、ファン目線でも作品に興味を持つ姿が垣間見られた。

また、本作の好きなシーンを聞かれた土屋は「初っ端のシーンのナレーションと、効果音で頭を叩かれたような衝撃を受けました」とネタバレすれすれのトークを展開。自身の役柄について「話せることがほとんどないのですが、作品に登場する人物の誰一人として欠けることができないのでしっかり観てほしいです」と語っていた。(磯部正和)

劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』全国公開中

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第5回より蔦重(横浜流星)と唐丸(渡邉斗翔) – (C)NHK

2日放送の横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほかで放送中)第5回では、「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」というタイトルが示す通り、蔦重(横浜)の元に身を寄せる謎の少年・唐丸(渡邉斗翔)が危機的状況に陥り、前回に続いて彼の正体が写楽との見方が一層広まることとなった(※一部ネタバレあり)。

【画像】唐丸は写楽なのか?憶測飛び交う衝撃の第5回

前回で呉服屋とタイアップした錦絵を完成させるも、共同制作者だった地本問屋の西村屋(西村まさ彦)に横取りされ、やさぐれる蔦重。同じころ、つた屋に招かれざる客が訪問。顔に傷のあるその男は唐丸につきまとい、次第に追い詰められていく唐丸に視聴者はざわざわ。

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初回で蔦重が火事の渦中で唐丸を救った際、彼は身寄りがなく記憶を失っている様子だったが、顔に傷のある男は唐丸の過去を知っているようで追い返そうとする唐丸に「あの日、何をしたのか」を蔦重らに知らせると脅し、度々金を無心するように。一方、蔦重は西村屋や鶴屋喜右衛門(風間俊介)らの汚いやり口にへそを曲げており、唐丸はみるみるうちに笑顔が消え元気をなくす一方。SNS上では「大丈夫かな」「何かあったのか」「唐丸くんの秘密なんだろう」「まさか犯罪絡み?」「闇バイトか」と唐丸の身を案じる声のほか、蔦重に「気付いてあげて!」「すねてる場合か」との声も。

~以下、第5回のネタバレを含みます~

しかし、やがて唐丸の異変に気付いた蔦重はある晩、唐丸に将来、彼を当代一の絵師にする夢をうれしそうに語るとまっすぐに唐丸を見据えて「おまえ、何か隠してねぇか?」「困ってることがあんなら言え。悪いようにはしねえし、力んなる」と語り掛けた。「おまえはでぇじな相方だ」という愛情あふれる言葉には「蔦重優しい……」「蔦重めちゃくちゃかっこいい」「蔦重、ちゃんと気づいてる」と涙腺を刺激される視聴者が相次ぎ、「全部話すんだ!」「いまだ!」と唐丸への励ましに沸いた。

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そんな蔦重の思いも空しく、翌日唐丸が店の銭箱を持って姿を消した挙句最悪な事態となりSNSでは「唐丸~!」「えぇ」「うわぁ」「いやー」「なんてこと!」とパニック状態に。唐丸に記憶がないのは嘘だと気付きながら、無理やり聞くのは野暮だとかっこつけてしまった、無理やりにでも言わせていたらと自分を責める蔦重。「まことのことがわからないならできるだけ楽しいことを考えるのがわっちらの流儀だろう?」と、亡き朝顔(愛希れいか)の言葉を借りて蔦重を励ます花の井(小芝風花)。

花の井の言葉を受け、いつか唐丸が帰ってくると信じようとする蔦重の「俺はあいつを謎の絵師として売り出す。最初は(鈴木)春信そっくりの絵を描かせて…」との言葉から「写楽じゃん」「やっぱり写楽なのかな」「もう写楽にしか思えん」「フラグを自ら立てたw」「フラグかな?」「きっと写楽になって戻ってくる」など、彼を写楽と見る声が多数。「唐丸が誰になるのか楽しみでしかない」と唐丸の再登場を望む声が寄せられている。

男が、唐丸の行いを告げ口すれば「死罪」と話していたことから、火災は唐丸の仕業と見る声も。なお、顔に傷のある凶悪な男を憎々しく演じたのは、「仮面ライダーアマゾンズ」(2016・2017)や「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(2021)などの特撮ドラマや、日曜劇場「VIVANT」(2023)、「アンチヒーロー」(2024)などで知られる高木勝也。秩父・中津川鉱山の船頭役で登場した元プロレスラーの佐々木健介の存在感も注目を浴びた。(石川友里恵)

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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第6回より – (C) NHK

横浜流星が主演を務める大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)は、9日に第6回「鱗剥がれた『節用集』」が放送。あらすじを紹介する。

【画像】美しい…花の井(小芝風花)がほほ笑む

蔦重(横浜)は、吉原細見だけでなく挿絵入りの青本を作ろうと、鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)と共にアイデアを考え、ネタ集めに奔走する。そんな中、須原屋(里見浩太朗)から「節用集」の偽版が出回っていると聞き、蔦重の中に、ある疑念が生じる。

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一方江戸城内では、松平武元(石坂浩二)が莫大な費用がかかる日光社参を提案する。 田沼意次(渡辺謙)は、予算の無駄遣いを理由に、徳川家治(眞島秀和)に中止を訴えるが……。

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ第64作。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017)などの森下佳子が脚本を手掛け、NHKドラマ初出演の横浜が主人公・蔦屋重三郎を演じる。語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかが担当する。(清水一)

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第5回より中村蒼演じる次郎兵衛 – (C)NHK

2日放送の横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほかで放送中)第5回では、蔦重(横浜)の元に身を寄せていた少年・唐丸(渡邉斗翔)がピンチを迎え、悲壮なムードがただようなか、中村蒼演じる蔦重の義兄・次郎兵衛が癒やしの存在として注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。

唐丸は写楽なのか?憶測飛び交う衝撃の第5回

第5回「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」は、唐丸の元に一人の男が現れたことを機に急展開を迎えた。唐丸は記憶を失っているとされていたが、顔に大きな傷のあるその男は唐丸の過去を知っている様子で、唐丸が行ったある事をばらすと脅し、金を無心。直接的な描写はないものの、次郎兵衛が「銭箱の金が減っている気がする」と首をひねるたびに唐丸の表情が暗くなることから、唐丸が男に店の金を渡していることが伺えた。

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度々男にたかられる唐丸がみるみる元気をなくしていくなか、次郎兵衛の大らか(ルーズ)な性格が救いに。「重三、なんか高い本でも買いやがったか?」「なんか軽い気がすんだよ」と唐丸に問うても「次郎兵衛さん、なにか買って忘れてません?」としらをきると「うーん…」とくびをひねり、蔦重に「おまえ、なんか高い本買った? 銭箱の金が減ってる気がするんだよ」と聞いたときは蔦重が薄々唐丸が関与していることを気付きながらも「にいさんが何か買ったんじゃないですか?」ととぼけ、「俺なのかなあ……」と疑うことをしなかった。

追い詰められる唐丸と同様、視聴者がいつバレるのかとヒヤヒヤするなか、次郎兵衛が金の扱いが雑だったゆえに唐丸が咎められる事態は免れ、「ゆるい」「ザルすぎる」「金の扱いガバガバ」「次郎兵衛さん、どんぶり勘定すぎる」などのツッコミのほか、「愛おしい」「かわいい」と微笑ましく見る声も。

また、次郎兵衛がぽぴん(ガラス製のおもちゃ)を吹きながら「やっと帰ってきた、重三。俺もう帰っていい? “働き過ぎて”おかしくなっちまいそう」との説得力ゼロの訴えも。そして終盤、唐丸が姿を消したショックにうちひしがれる蔦重が花の井(小芝風花)と唐丸を巡る「もしもの世界」を話すくだりは涙誘うシーンだったが、蔦重が会話の中で「あいつはきちんと家業を継ぐ。にいさんじゃねえんだから」とサラッと次郎兵衛の名を上げた途端「にいさんじゃねえんだからw」「さらっと比較されるあにさん」「どんだけ信用されてないんだよあの人はw」「義兄さんを軽くディするなw」とほっこりする視聴者が続々。

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といった具合でいつものんきな次郎兵衛だが、冒頭では視聴者を感心させる一幕も。蔦重が自身を版元に加えまいとする地本問屋の西村屋(西村まさ彦)や鶴屋喜右衛門(風間俊介)への恨みつらみを吐き出す中、次郎兵衛が「欲が出てきたって話かい? てめぇが骨を折ってつくったもんをただでやるのは合点がいかねえって」と見透かしたかのような一言を放つ場面があり、「義兄、蔦重の心中を見抜く」「楽観的な兄さんw」「次郎兵衛にいさんのおおらかな明るさは視聴者を救う」「ぼんやりしているけどいいとこついてる」「良い話し相手だなあ」と沸いていた。

蔦重と花の井に清々しいまでにカモられる“カモ平”こと平蔵(中村隼人)と同じく、癒やしキャラとして人気を博す次郎兵衛。なお、横浜流星はシネマトゥデイのインタビューで「(唐丸は)兄さんよりちゃんとしていますし(笑)、頼りがいのない兄さん、そして頼りがいのある弟のような感じです」と話していた。(石川友里恵)

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画像は「御上先生」第3話より – (C)TBS

日曜劇場「御上先生」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の第3話が2日に放送され、主人公・御上孝(松坂桃李)が第1話から見ていた幻影の男の正体が明らかになった。(以下、ネタバレを含みます)

【画像】幻影の男の正体判明!「御上先生」第3話場面写真【ネタバレあり】

「御上先生」は、高校教師となった東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(松坂桃李)が、18歳の高校生たちを導きながら、汚い大人たちの権力によって子供たちが犠牲になっている現実に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。幻影の男は、御上の回想シーンに度々登場し、第2話では、殺人犯・真山結弦(堀田真由)との面会時、ガラスに男の顔が浮かび上がり、御上の顔に重なる意味深な演出が見られた。

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第3話のクライマックスでは、その男の正体が御上の実の兄・御上宏太であることが判明した。報道部部長の神崎拓斗(奥平大兼)が、御上に22年前のある出来事について問いただした。御上によると、宏太は22年前、学校の放送室で声明文を全校放送した後、自死を選択。その衝撃的な死は、当時後追いまで出るほどの騒ぎになったといい、御上も兄の死を目撃していた。

幻影の男=御上宏太を演じているは、俳優の新原泰佑。“日本一のイケメン高校生”を決める「男子高生ミスターコン2018」にてグランプリを受賞し、2022年にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条義時(小栗旬)の四男・北条政村を演じた。また、4歳からダンスを習い始め、HIPHOPやジャズダンスなど様々なジャンルを学び、数々のコンテストで優勝している。

ラスト10分では、御上の過去が明かされたほか、隣徳学院に謎のFAXが送られてくるなど、物語は急展開を迎えた。FAXには「隣徳はくにのまほろば このくにに、平川門より入りし者たち数多あり。お前の不正をわたしは観ている 倭建命(ヤマトタケルノミコト)」と書かれており、第4話(9日放送)の次回予告では、是枝文香(吉岡里帆)が「ヤマトタケルは官僚って意味じゃないかって……」と御上に問いかけるシーンが流れた。(編集部・倉本拓弥)

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日曜劇場『御上先生』2/9(日) 第4話「対決」【TBS】 » 動画の詳細

2月9日に放送される日曜劇場「御上先生」(TBS系・毎週日曜よる9時~)第4話のあらすじと予告編が公開された。(以下、第3話までのネタバレを含みます)

【動画】“ヤマトタケル”から送られてきた謎のFAX…「御上先生」第4話予告編

「御上先生」は、高校教師となった東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(松坂桃李)が、18歳の高校生たちを導きながら、汚い大人たちの権力によって子供たちが犠牲になっている現実に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。第3話では、御上が見ていた幻影の男が、実の兄・御上宏太であることが判明。さらに、私立隣徳学院に「倭建命(ヤマトタケルノミコト)」を名乗る人物から謎のFAXが送られてきた。(編集部・倉本拓弥)

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第4話あらすじ

冴島(常盤貴子)と国家公務員採用総合職試験会場で起こった殺人事件の関係が公になり、神崎拓斗(奥平大兼)は責任を感じ冴島のパート先を訪れるが、すでに辞めた後だった。そんな中、教室では御上の提案で、生徒たちは議論を始める。

また、隣徳学院に届いたヤマトタケルを名乗る人物からの一枚のFAX、是枝文香(吉岡里帆)は自分なりの答えに辿り着きーー。

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