第172回芥川賞に福島県郡山市出身の鈴木結生(ゆうい)さんが選ばれ、県内の書店では祝福する声が聞かれました。 第172回芥川賞、直木賞の選考会は、15日に東京で開かれ、芥川賞には郡山市出身の鈴木結生さんの作品「ゲーテはすべてを言った」が選ばれました。作品は、会津出身の大学教授がドイツの文豪ゲーテが言ったとされる言葉の出典を探す知的な物語です。 鈴木結生さん「福島って場所は色々なことを考える上での自分の原風景となっていることは確かなので、これから先、確かにそういうものを文学の場に残せるように仕事をしていけたらと思っています」 鈴木さんは、福岡市にある西南学院大学の大学院生で23歳。小学5年の頃まで郡山市で暮らしました。受賞を受けて、福島市の書店には特設のコーナーが設けられ、作品を購入した人から祝福の声があがりました。 購入した客「福島から、郡山から日本を代表する作家が誕生されたことは本当にうれしい、誇りだなと思いました」
テレビユー福島
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