「韓国大統領拘束」で加速する陰謀論と若者層の分断…尹錫悦氏親衛隊「白骨団」の不気味さ(FNNプライムオンライン) – Yahoo!ニュース

FNNプライムオンライン

韓国の現職大統領で初となる、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領への拘束令状が執行された。高官犯罪捜査庁と警察で作る合同捜査本部は2024年12月3日の非常戒厳令宣布をめぐり、尹大統領が内乱の首謀者と見て、尹氏の拘束に踏み切った。 【画像】弾劾賛成派デモでは色とりどりのペンライトを振る若い女性の姿も 合同捜査本部は1月3日にも尹氏の拘束を試みたが、大統領警護庁に阻まれ失敗していた。背水の陣となる今回は失敗が許されず、大統領警護庁や尹氏支持者と捜査当局の間で流血の事態が生じることも懸念されていた。 徹底抗戦か、拘束強行か……。緊張が高まる中、尹氏は高官犯罪捜査庁(高捜庁)への身柄拘束に応じたが、拘束は違法との立場は崩さなかった。 拘束前に録画した国民向けの声明からは、尹氏が支持者に向かって自身の正当性を訴え結束を呼びかけているのがわかる。 尹氏はまず支持者への感謝から口にした。戒厳令の宣布をめぐって韓国社会を直撃している混乱に対する謝罪は一度もなかった。 「尊敬する国民の皆さま、この間お元気でしたか。私を応援し、多大なるご支持をお寄せくださったことに、心から感謝申し上げます」 また、合同捜査本部による拘束令状の執行はあくまで違法であるとの立場を強調した。 「残念ながら、この国では法がすべて崩壊してしまいました。捜査権を持たない機関に令状が発付され、令状審査権のない裁判所が拘束令状や家宅捜索令状を発行し、さらには捜査機関が虚偽の公文書を発行して国民を欺くような、不法の不法の不法が横行しています」 尹氏側はこれまでも高捜庁には内乱に対する捜査権限がなく、ソウル中央地方検察庁ではなくソウル西部地方検察庁から拘束令状が発出されたことは違法であるとしてきた。大統領が自らこの立場を繰り返した形だ。 その上で大統領は、捜査はあくまで違法だが、流血の事態を避けるために、自ら出頭すると説明した。 「不幸な流血事態を避けるため、違法な捜査であることは承知の上で高捜庁への出頭を決めました。しかし、これは高捜庁の捜査を認めるものではありません」 これは尹氏があくまで拘束とは認めず、捜査に応じるため自ら出頭に応じたという立場を明らかにしたものだ。 高官捜査庁に向かう際も尹氏は大統領警護庁の車に乗り、高捜庁が手配した拘束用の護送車は使わなかったのも、拘束は認めていないという主張に沿った対応と言える。

FNNプライムオンライン

*******

****************************************************************************

*******

****************************************************************************

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *