【京都市】橋上は凍結で車はのろのろ運転 スリップして動かず 地面高低差にも注意 市内一円が銀世界!(HOTSUU) – エキスパート – Yahoo!ニュース

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

近畿中部にあたる京都市内でも2025年2月7日は、未明から注意報級の大雪となり、道路や建築物が積雪となり、一面が銀世界に覆われました。友人たちの情報では、乙訓郡や山科区、西山山麓なども大雪に見舞われたようです。早朝の日差しが降り注ぎ出したころから、市内の様子を見に出かけました。上京区の天神公園前からスタートしたのですが、いきなり公園中が真っ白になっていました。

電動自転車で出発しようとしましたが、鍵穴やサドルが凍結して開けることが難しく、またハンドルも取られそうなので断念して上賀茂神社へ歩いて向かいました。堀川通では、歩道はパウダースノーのようで歩きやすかったですが、道路上では車やバスのろのろ運転をしていました。2輪車は両足を地面に沿わして運転する姿がみられました。

途中鴨川沿いを歩くと、まだ水流は穏やかでしたが、河川敷などは真っ白になっていました。御園橋は凍結していました。場内を雪掻きしていたガソリンスタンドのスタッフさんに伺うと、軽自動車がスリップして橋の上に上がり切らず、往生していたので、通りがかりの人たちと押してあげたのだそう。「ノーマルで走るのは絶対にあかん」と話されていました。

上賀茂神社では、大鳥居まえや奈良の小川、本殿の後二kmにある円錐形の美しい形の神山(こうやま)に因んだ神籬としての立砂、本殿や紫式部ゆかりの片山御子神社などの境内がすっぽり雪に覆われていました。

鳥居や柱の朱色とのコントラストが美しかったです。御所桜も一足早く雪の花を咲かせていました。外に出ると、遠くが見えないほどに吹雪きだしました。積雪のため、高低差が分からず、ところどころ盛り上がったところや溝などの区別がつかず、足を取られそうになったので気を付けなければと感じました。

お洒落なレストランなどが立ち並ぶ北山通の京都植物園前などの樹々たちも雪化粧をして、幻想的な風景を醸し出します。車のタイヤ跡などは、氷が固まってすべりやすく、こけそうになってしまったので注意が必要でした。パトカーと救急車がかけつけてスリップ事故に対応している光景を目の当たりにしました。

最後に、かつて豊臣秀吉の京都大改造で京の北の防波堤として、法華の寺を中心に集めたという西陣の寺之内通を訪れました。京町家の連なる通りも一面銀世界。妙蓮寺や妙顕寺の伽藍や境内、雪に覆われ、冬に咲くお会式桜なども雪の花を咲かせていました。歩いて4時間50分の工程でしたが、登山靴でさえ冷たくなって、足が凍りそうだったので近くのコンビニに駆け込みました。

10センチを超える積雪となったようです。京都地方気象台は、9日も冬型の気圧配置が続くと予報していますので、みなさん、外出しなければいけないときは、くれぐれも交通や体調にお気を付けください。

京都地方気象台(外部リンク)京都市中京区西ノ京笠殿町38 075-841-3006

HOTSUU

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。京都西山郷土史研究家。FMおとくに86.2Radio BoozeK 「京都西山サイコー」パーソナリティー。四国から大阪の元地方紙記者。京都の観光ガイドをしながら京都時空観光案内2025(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全23巻や「やさぐれ坊主京を創る・前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)、「桂女恋唄・京都西山山麓西岡36人衆の物語」をはじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。竹の街京都から発信します。

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