【動画あり】福島県会津地方で大雪 厳戒続く 電柱倒壊や停電 不要不急の外出自粛を(福島民報) – Yahoo!ニュース

除雪のため一時通行止めとなった市道=7日午後2時45分ごろ、福島県会津若松市

倒木による道路の通行止め、なだれによる電柱の倒壊と停電、ハウスや牛舎の一部が損壊―。大雪を受けて7日に県庁で開かれた関係部局長会議で被害の状況が次々と明らかになった。現地で詳細を確認中としている事例も多く、被害は今後、拡大する恐れも。雪は9日まで降り続くと予想されており、7日夜には会津地方13市町村に災害救助法の適用が決まった。各地で警戒が続いている。 4日から続く大雪で会津地方では2メートルを超える積雪となっている所もある。7日午前7時30分時点で会津地方の5カ所の指定観測地点のうち4カ所で警戒積雪深を超えた。関係部局長会議の席上、西会津町の約80軒、只見町の約10軒がそれぞれ停電となっていると報告があった。猪苗代町の県農業総合センター畜産研究所沼尻分場では牛舎の屋根の一部が破損。県立学校11校、市町村立学校19校が7日、児童・生徒の安全を確保するため休校したという。 内堀雅雄知事は不要不急の外出は控えるよう県民に呼びかけた。屋根の雪下ろしや除雪作業は必ず複数人で実施するなど、十分に安全を確保するよう求めた。内堀知事は「これからも大雪が続く可能性がある。引き続き情報共有を密にし、県として万全の対応を取る」と述べた。

■各地で冠水や脱輪 雪の影響で7日、道路の通行止めや路面凍結が原因とみられる交通事故が県内各地で相次いだ。 猪苗代町磐根では県道猪苗代塩川線が冠水し、7日午前6時から同町磐根―磐梯町磐梯間が通行止めとなった。同日午後5時現在、復旧の見通しは立っていない。県や町によると、近くを流れる水路が雪で詰まり一時は膝下まで道路に水がたまった。付近の倉庫1棟が床下浸水した。 福島市の福島交通飯坂線では7日午前7時15分ごろ、花水坂駅北側の踏切で車両1台がスリップして線路に脱輪し、立ち往生した。郡山市富田町では午前10時20分ごろ、国道49号で乗用車など計3台が絡む事故が起き、3人が医療機関に搬送された。県警交通企画課によると、7日午前8時30分までの24時間でスリップが原因とみられる交通事故は135件発生し、このうち2件が人身事故だった。 JR東日本福島支店によると只見、磐越西、奥羽の3路線で計89本が運休し、下り1本が遅れた。約6550人に影響した。東日本高速道路(ネクスコ東日本)は7日午後9時から磐越自動車の西会津―新潟中央インターチェンジ(IC)間の上下線で予防的通行止めを実施した。

路面凍結による転倒事故も発生。郡山地方広域消防本部管内は1人が骨折のけがを負ったという。 【動画】大雪の影響で県道冠水 通行止め(福島県猪苗代町)のURLはhttps://youtu.be/XQtupv4LX0g

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