千田川親方(元幕内徳勝龍=左)のまげにハサミを入れたDASH・チサコ
大相撲の千田川親方(元幕内徳勝龍)の引退相撲が1日、東京・両国国技館で開催され、新横綱豊昇龍(立浪)が初めて国技館で横綱土俵入りを披露した。 【写真】徳勝龍の引退相撲で、横綱土俵入りを行った豊昇龍 この日、千田川親方と親交がある女子プロレスラーで好角家のDASH・チサコ(36=センダイガールズ)が来場し、断髪式ではさみを入れた。取材に応じたチサコは「千田川親方はすごく気さくでとてもいい方。(断髪式は)初めてだったので、もちろん緊張した。なんて声をかけたらいいのか悩んで『お疲れさまです』と声をかけさせてもらった」と笑顔を見せた。 先の初場所では、豊昇龍が12勝3敗で並んだ3人による優勝決定巴(ともえ)戦を制し、横綱昇進が決まった。チサコは昨年末、立浪部屋で行われた餅つき大会に参加し、初場所も国技館で生観戦していた。「ずっと初場所を見ていたけど(千秋楽の本割と巴戦の)3連勝は鳥肌が立った。今日の横綱土俵入りも貫禄が出ていたし、様になっていた」と力説した。 その上で、新横綱に向けて「この前(初場所)はだいぶ勇気をもらった。元横綱の照ノ富士さんが急に引退されて、もう横綱がいない状況でいろいろ言われている部分もあるけど、実力はあると思うし自信を持ってほしい。あんまり気にしていないと思うけど、堂々といてほしい」と熱いエールを送った。 また、大相撲の魅力については「力士の方はプレッシャーがある中で勝ち続ける必要があって、心が強くないといけない。プロレスと一緒ではないけど、そういう緊張感とかプレッシャーはすごくあると思う。そこは自分も(力士から)勇気がもらえるし、誰に何を言われようが自分の戦い方をするのは、純粋に見ていて応援したくなる」と熱弁。同じ〝勝負師〟として、力士から刺激を受けていた。
加田晃啓
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