【欧州L】久保建英を地元紙が擁護「非難することはできない」 完敗のラツィオ戦 – 海外サッカー : 日刊スポーツ

久保建英(2024年5月撮影)

<UEFA(欧州)リーグ:ラツィオ3-1Rソシエダード>◇23日◇1次リーグ第7節◇スタディオ・オリンピコ

レアル・ソシエダードの地元紙がラツィオ戦に先発した日本代表MF久保建英(23)を「トライしなかったことを非難することはできない」と擁護した。

Rソシエダードは23日にアウェーで行われた欧州リーグ・1次リーグ第7節でラツィオ(イタリア)と対戦した。久保は公式戦2試合ぶりに先発復帰するも、首位チームの厳しいマークに遭い、思うようなプレーをさせてもらえなかった。

チームは前半5分に先制点を許し、同30分にDFアイエン・ムニョスが2枚目のイエローカードをもらったことで数的に不利の状況に追い込まれる。さらにその直後に2点を奪われ、久保はオヤルサバル、スビメンディとともに温存される形でハーフタイムにピッチを退いた。

その後、終盤にバレネチェアがヘディングシュートで一矢報いたものの1-3で敗れ、1次リ-グ成績が7試合3勝1分け3敗の勝ち点10となり、18位に後退。これにより決勝トーナメント1回戦ストレートインのトップ8入りの可能性が消滅し、プレーオフ出場圏内入りを目指して、30日にPAOK(ギリシャ)と対戦することになった。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはラツィオ戦に出場したRソシエダードの選手たちを軒並み低く評価。久保については「トライしなかったことを非難することはできない。ボールを何度も要求し、いいプレーを3度見せた。チームのレベルが下がってしまうと、それを維持するのは難しい」と擁護し、2点(最高10点)をつけた。

アランブルとスチッチがチームトップの3点。続いてハビ・ロペス、エルストンド、バレネチェアが久保に並ぶ2点、レミーロ、ブライス・メンデス、ベッカー、パブロ・マリンは1点。スベルディア、アゲルド、アイエン・ムニョス、スビメンディ、オヤルサバルの5人に対して滅多にない最低の0点をつけ、パチェコは採点なしとした。

Rソシエダードはこの後、中3日の26日にホームで行われるスペインリーグ第21節で、バルセロナと前節引き分けたヘタフェと対戦する。(高橋智行通信)

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