東京女子医科大学の元理事長が逮捕された背任事件で、元理事長へのキックバックは約3700万円に上り、側近が紙袋に入れた現金を駅で受け取って運んでいたことが分かりました。 東京女子医科大学・元理事長の岩本絹子容疑者（78）は、非常勤職員だった建築士に対して給与とは別に、実態のないアドバイザー業務に対する報酬として1億1700万円を支払い、大学に損害を与えた疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、建築士の報酬から岩本容疑者に約3700万円に上るキックバックが行われていたということです。 キックバックは、二重にした紙袋の中に現金を入れて2回にわたり、岩本容疑者宅の最寄り駅で建築士から岩本容疑者の側近の女性に渡していたことが分かりました。 岩本容疑者を知る関係者: （側近の女性は）言われたことはそのままやっぱり従う。お金の管理を全部任せていたので。 警視庁は、岩本容疑者がキックバックの金額についても事前に取り決めていたとみて捜査してます。
フジテレビ,社会部
＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
