【鹿島】鬼木新体制でJ2水戸とドロー 選手の距離感を含めセカンドボール回収に課題も(日刊スポーツ)|dメニューニュース

<いばらきサッカーフェスティバル:水戸1−1鹿島>◇1日◇ケーズデンキスタジアム◇1万505人

鬼木達新監督の“初陣”となる鹿島アントラーズは、J2水戸ホーリーホックとのプレシーズンマッチで1−1で引き分けた。

鬼木監督が就任後「止める・蹴る」の技術、パススピード、ポジショニング、相手の出方を見て戦うなど意識付けをしてきた。随所でいい形の崩しが見られた一方で、守備面の課題も出た。

攻撃エリアに浸入したところでパスがずれ、相手のカウンターを浴びた。前半6分の失点は、前掛かりになったところでロングボール1本でサイドを崩されたものだ。昨季、ボランチにコンバートされベストイレブンに選出されたMF知念慶は、選手の距離感を課題に挙げた。

知念は「攻撃はいいシーンは距離感は良かったけど、守備の時は特に距離感が遠かった。特に、ボランチは修正が必要」と振り返った。知念は攻撃に絡むことを意識したが、前に出たタイミングで相手にロングボールを蹴られ、セカンドボール回収に苦慮したという。「相手の方が前向きに来ている分拾われたり。空いたスペースにこぼれたときに拾えないケースもあったので。個人的には、攻撃に絡みにいくタイミング、バランスは意識しないと」と話した。

前線は先発が昨季21得点のFWレオ・セアラ、昨季15得点のFW鈴木優磨、左サイドにスピードが持ち味のFW田川亨介、右に技術が高いMF荒木遼太郎が入った。攻撃のつながりの面では、まだまだ伸びしろを感じさせた。知念は「これからもっと自分たちが力を付けないと行けないし、すぐにはチームは出来上がっていかない。チャレンジし続けることが大事」と話した。

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