2025年1月18日 17時00分 #サッカーJリーグ
サッカー元日本代表でワールドカップブラジル大会に出場し、Jリーグのセレッソ大阪などで活躍した柿谷曜一朗選手が現役を引退することになりました。
これは、昨シーズンまで所属していたJ2の徳島ヴォルティスが発表しました。柿谷選手は大阪府出身の35歳。巧みなボールコントロールや、相手の裏に抜け出すスピードが持ち味のフォワードです。
J1のセレッソ大阪の下部組織の出身で、高校在学中の2006年にトップチームでプロ契約を結び実力を伸ばしました。
その後、日本代表に選ばれ、2014年のワールドカップブラジル大会に出場しました。その年の途中からは、スイスの強豪 バーゼルでプレーし、2016年にJ2に降格していたセレッソに復帰しました。
J1昇格に向けてチームをけん引し、2017年のシーズンでは、クラブ初タイトルとなったJリーグカップの獲得と天皇杯の2冠に貢献しました。
その後、名古屋グランパスをへて、2023年からヴォルティスに加入していましたが、昨シーズンかぎりで契約が満了していました。J1のリーグ戦では、通算238試合に出場し、52得点を挙げました。
柿谷選手は「2024シーズンをもって引退することを決めました。これまで応援していただき、本当にありがとうございました」とコメントしています。