肺がんを治療しながら活動をしている歌手・山川豊(66)が7日、東京・日本橋三井ホールで、鳥羽一郎(72)、木村竜蔵(36)、木村徹二(33)とともに「木村家ファミリーコンサート」を行った。 昨年1月にステージ4の肺がんを公表した山川はファミリー4人で、鳥羽の長男・木村竜蔵作詞作曲の「俺たちの子守唄」を熱唱。体調について「順調でございます。歌を歌っているといいですね。いろんなことを忘れるし、どんどん仕事を入れろと言ってます」と笑みをこぼした。 医療の進歩で自分に合う薬を投与しているといい「脊髄は治ってたね。脊髄に転移してるって言ってたのを先生に言ったんですが『何が?』って、言われて。先生も忘れるぐらい、がんは消えてました。肺の(がん)もそんなに大きくない。現状維持です」。自分の遺伝子に合う薬が判明したといい、一定の成果を明かした。 宣告後はかなり落ち込んだというが、兄の鳥羽の励ましも奮い立ったという。鳥羽は「ダメかも分からないと弱気になって『田舎へ帰ろうとか、亡くなったら墓をどうしよう』とかそんな話をしてきたから『ばかやろう!』大丈夫だよって言ったんです。いろんな意味で進歩しているから」と励ましたという。 現在も薬の副作用の検査と、肺の検査の両面を並行してやっている山川は「さっきも(検査に)行ったたばかり。おかげさまで、先生も変わりませんということでした」と喜んだ。
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