2ゴールを挙げた前田大然 [写真]=Getty Images
セルティックに所属する日本代表FW前田大然に、イギリスメディア『BBC』から高評価が与えられている。
スコティッシュ・プレミアシップ第24節の延期分が5日に行われ、セルティックはホームでダンディーFCと対戦した。試合は18分にアルネ・エンゲルスがPKを沈めてセルティックが先制に成功。前半アディショナルタイムにも1点を加えてハーフタイムを迎える。すると、55分に前田が豪快なダイビングヘッドでチームの3点目を奪い、4分後にも鮮やかなループシュートで4点目をマーク。その後に2点を追加したセルティックが6-0の大勝を収めた。
前節に続いて2試合連続となるゴールを挙げ、今季の成績を公式戦33試合出場16ゴール8アシストに積み上げた前田。長らくエースとして攻撃陣を牽引し続けた古橋亨梧がレンヌに移籍したものの、同選手は持ち前の決定力を生かしてチームを白星獲得に導いている。
『BBC』は「古橋がフランスのレンヌに移籍したことで、今シーズンの残り試合でセルティックの攻撃がどうなるのか疑問が生まれていた。しかし、この試合でセルティックは日本代表である前田の牽引によって、古橋不在でも破壊力を失っていないことを証明した」と主張。「前田はダンディーの守備ラインの裏を何度も突き、そのスピードは常に脅威となった。左右どちらのウイングでも問題なくプレーし、試合を通じて相手にプレッシャーをかけ続けた」と今節のパフォーマンスを高く評価した。
また、「27歳の前田は3回のチャンスを演出し、これは全選手の中で最多タイの記録となっている。相手ペナルティエリア内でのタッチ数も最も多く、積極的な姿勢が際立った」と分析。続けて、「2点目のゴールは現在の自信の大きさを象徴するものであり、ワンタッチで放ったカーブショットが無力な(GK/トレヴァー・)カーソンの頭上を越えてゴール左上隅に突き刺さった」と説明している。
さらに「この試合内容、そしてリーグ内での大きな勝ち点差を考えると、5月にはリーグタイトルが再びパークヘッド(本拠地『セルティック・パーク』の愛称)に戻るのは確実と思われる」とリーグ4連覇の可能性についても言及した。
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