一卵性の双子のお笑いコンビ「ダイタク」の吉本大（左）、吉本拓
昨年のM―1グランプリファイナリストの双子兄弟コンビ「ダイタク」の吉本大（40）ら吉本興業に所属するタレント2人が、オンラインカジノで賭博をした疑いで警視庁から任意の事情聴取を受けたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。 もう一人は「9番街レトロ」のなかむら★しゅん（31）。2人は事情聴取に対し、事実関係を認めているという。他にも複数の人物が関与した可能性があるとして、警視庁は捜査を進めている。 吉本興業はこの日正午、一部タレントにコンプライアンス違反の疑いがあるとして活動を自粛することを発表した。ただ、タレントの名前や理由が伏せられていたため、SNS上で「誰？」と動揺が広がった。同社は外部の弁護士を交えて事実関係を調査中。事実関係が確定するまで当該タレントが活動を自粛するとし、「大変ご迷惑とご心配をおかけいたします」とコメントしていた。 2人を巡っては、先月末から漫才賞レース「THE SECOND」や「相席食堂」などのテレビ番組で、急きょ出演見合わせや内容差し替えとなるケースが相次いでいた。ダイタクはこの日、都内で予定していたトークライブが中止に。これを含めて、この先に出演を予定していたお笑いライブ計17本の休演が発表された。
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