トランプ就任式に駆けつけた「世界の富豪たち」、出席者の資産総額186兆円(Forbes JAPAN) – Yahoo!ニュース

米ワシントンで1月20日に開かれたドナルド・トランプ大統領の就任式には、保有資産の合計が1兆2000億ドル(約186兆円)に達する著名なビリオネアたちが出席した。その中には、世界の上位5人の富豪のうちの4人が含まれており、その多くがビジネスに前向きな大統領との関係強化を目指している。 アマゾン創業者のジェフ・ベゾス(保有資産2394億ドル)や、メタのマーク・ザッカーバーグ(同2118億ドル)、テスラのイーロン・マスク(同4339億ドル)らはこの日、複数の就任式関連のイベントに出席した。 OpenAIのサム・アルトマンCEO(同11億ドル)とアップルのティム・クックCEO(同22億ドル)も、20日に連邦議会議事堂で開かれた就任式に姿を見せた。カジノ王の故シェルドン・アデルソンの未亡人であるミリアム・アデルソン(同319億ドル)や元FOXニュース会長のルパート・マードック(同222億ドル)も出席した。 フランスで最も裕福な人物であるLVMHのベルナール・アルノー会長(同1796億ドル)は、息子のアレクサンドルと共に出席した。インドで最も裕福な富豪のムケシュ・アンバニ(同981億ドル)も出席したと報じられており、ラスベガスのカジノ経営者のフィル・ラフィン(同47億ドル)も議事堂で目撃されたとニューヨーク・タイムズが伝えた。 参加者の中には、新政権で重要な役職に指名されたビリオネアが含まれており、商務長官に指名されたハワード・ルットニック(同15億ドル)や、マスクと共に政府効率化省(DOGE)を率いる予定のヴィヴェク・ラマスワミ(同10億ドル)も議事堂に姿を見せた。 コインベースのブライアン・アームストロングCEO(同128億ドル)はイベントに招待されたと報じられたが、宣誓式の時点で姿を見せていなかった。 新政権での役職を打診されたが就任式に出席しなかったビリオネアとしては、国防副長官に指名されたスティーブン・ファインバーグ(同50億ドル)や、駐英大使に指名されたウォーレン・スティーブンス(同34億ドル)、NASA長官に指名されたジャレッド・アイザックマン(同19億ドル)、中東特使に指名されたスティーブ・ウィトコフ(同10億ドル)、教育長官に指名されたリンダ・マクマホン(夫であるビンス・マクマホンの資産は30億ドル)、農務長官に指名されたケリー・ロフラー(夫であるジェフ・スプレッヒャーの資産は11億ドル)が挙げられる。 トランプ自身の保有資産は、トゥルースソーシャルの親会社の持分や不動産などの資産により67億ドル(約1兆400億円)と推定されている。 ■トランプ支持に「寝返った」ザッカーバーグ ザッカーバーグが経営するメタは以前に、インスタグラムとフェイスブックからトランプを追放し、トランプは「ザッカーバーグを刑務所に送る」と脅していた。しかし、ザッカーバーグは、トランプの当選を受けて彼の支持に回り、就任式に100万ドル(約1億5500億円)を寄付し、マール・ア・ラーゴで会談を行い、投稿のファクトチェックの方法を変更した。ザッカーバーグはまた、トランプの友人で総合格闘技団体UFCのダナ・ホワイトCEOをメタの取締役に起用した。

次ページは:4年前にバイデン大統領が集めた金額の約3倍

Forbes JAPAN

*******

****************************************************************************

*******

****************************************************************************

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *