【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグのドジャースは22日(日本時間23日)、ロッテからポスティングシステムでの米移籍を目指していた佐々木朗希投手(23)との契約を発表した。25歳未満の外国選手との契約を定めた大リーグの労使協定により、マイナー契約となる。22日午後3時(日本時間23日午前8時)から、ドジャースタジアムで入団記者会見を行うことも発表した。
ファン感謝イベントであいさつする佐々木(昨年11月)
佐々木は、23年12月に加入した大谷翔平、山本由伸に続き、ドジャースで13人目の日本生まれの選手となる。日本人選手が同時に3人所属するのは、球団史上初めて。
米メディアによると、佐々木の契約金は650万ドル(約10億1600万円)。佐々木は17日に自身のインスタグラムで、「ロサンゼルスドジャースとマイナー契約を結ばせていただくことになりました。とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに、正しい決断だったと思えるよう頑張ります」と投稿していた。
ワールドシリーズ2連覇を目指すドジャースは3月18、19日に東京ドームでカブスとの開幕2連戦「MLB東京シリーズbyグッゲンハイム」(米大リーグ機構=MLB、MLB選手会、日本野球機構、読売新聞社主催)に臨む。