ビットコインのボラティリティ、6カ月ぶりの高水準に上昇──オプション取引が活発化(CoinDesk JAPAN) – Yahoo!ニュース

ビットコインのボラティリティ、6カ月ぶりの高水準に上昇──オプション取引が活発化

ビットコイン(BTC)は、20日に10万9000ドル(約1690万円、1ドル155円換算)を超える史上最高値を記録。インプライド・ボラティリティと実現ボラティリティの両方が、8月の円キャリートレード解消以来の最高水準に押し上げられた。 実現ボラティリティは、過去30日間に発生したビットコインの価格変動を示す。デリビット(Deribit)のビットコイン・ボラティリティ・インデックス(BVOL)で67に達した。ビットコイン・ボルメックス・インプライド・ボラティリティ・インデックス(BVIV)は71の高値を記録した。インプライド・ボラティリティは、オプション価格から導き出される将来の価格変動に対する市場の期待を示す。両指数ともこの日約2%上昇している。 CoinDeskのマーケットアナリストでありマーケット担当マネージングエディターであるオムカー・ゴッドボール(Omkar Godbole)氏は、「ビットコイン価格とインプライド・ボラティリティの正の相関関係は維持されている。これはトレーダーがオプション、特にコールオプションを追いかけている兆候であり、下落リスクに対する保護を提供するプットオプションに比べてコールオプションがプレミアムで取引されていることがリスクリバーサルで示されている」と指摘した。 さらに、ビットワイズ(Bitwise)の欧州リサーチ責任者であるアンドレ・ドラゴシュ(Andre Dragosch)氏によると、短期のコールオプションが長期のコールオプションよりも高く価格設定される稀な現象が発生しており、これは強い短期的な強気センチメントを示しているという。同氏は、オプションの未決済建玉が4万4000BTC増加しており、投機的な活動が高まっていることを反映していると指摘した。 トレーダーらは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期大統領が戦略的ビットコイン準備金を発表する可能性があることを受け、急速な価格上昇を予想している。 GCRのトレーダーであるミッチ・ゲイラー(Mitch Galer)氏は、トランプ氏の「歴史的に市場を動かしてきた、影響力のあるソーシャルメディアの使用によって、今後数日間の不確実性が高まっている」と指摘。「戦略的暗号資産準備金をめぐる憶測や規制緩和の可能性により、暗号資産市場は今年のさらなる上昇を楽観視している」と述べた。 |翻訳・編集:林理南|画像:TradingView|原文:Bitcoin Volatility Climbs to 6-Month High as Options Frenzy Picks Up

CoinDesk Japan 編集部

CoinDesk JAPAN

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