バルセロナのハンジ・フリック監督が、マニータの圧勝で4強入りを決めたバレンシア戦を振り返った。 バルセロナは6日、メスタージャで行われたコパ・デル・レイ準々決勝でバレンシアと対戦し、5-0の大勝を飾った。 リーグ前回対戦で7-1と圧勝してい…
バルセロナのハンジ・フリック監督が、マニータの圧勝で4強入りを決めたバレンシア戦を振り返った。
バルセロナは6日、メスタージャで行われたコパ・デル・レイ準々決勝でバレンシアと対戦し、5-0の大勝を飾った。
リーグ前回対戦で7-1と圧勝していた相手に倒して、この試合でも序盤から圧倒したバルセロナ。開始3分にFWフェラン・トーレスが口火を切る先制点を挙げると、MFフェルミン・ロペスのゴールを挟んで古巣対戦の背番号7が躍動。わずか30分でトリプレーテを達成した。
さらに、後半も序盤にFWラミン・ヤマルのゴールでトドメの5点目を挙げると、以降は早々に主力をベンチに下げる余裕の采配をみせ、負傷明けのMFダニ・オルモらにもプレー機会を与え、ほぼ完璧な内容でベスト4進出を決めた。
同試合後、フリック監督は殊勲のトリプレーテ達成者を含めチームの好パフォーマンスに満足感を示した。スペイン『アス』がドイツ人指揮官の会見コメントを伝えている。
「我々にとって非常に重要な勝利だ。チームにも満足している。最初からチャンスを作り、ゴールを決め、目標を達成することができた。(大量得点は)チームのハングリー精神を示している。そしてプレーヤーはもっとゴールを決めようと集中していた。それを見るのは良いことだ」
「全員がベストを尽くすことが重要だ。良い得点をあげ、良いプレーをした。もう一度言うが。バレンシア戦では非常に良いプレーをした。フェランもハットトリックを決めて良かった。彼は負傷でしばらく欠場していたが、よく復帰してくれた」
また、この試合でも攻守両面で抜群のパフォーマンスを見せたMFペドリに関しては「彼はフットボールを楽しんでいるし、見ていて楽しいし、どこでプレーしてもチームを大いに助けてくれる。そしていつもチームのためにプレーしている。彼がここに長くいてくれてうれしいよ」と称賛の言葉を惜しまず。
一方、ここ最近では正GKとして継続して起用しながらも、飛び出しの判断など批判も少なくないなか、公式戦2試合連続クリーンシートを達成したGKヴォイチェフ・シュチェスニーについては、こちらもそのパフォーマンスを称えつつ、改めて信頼を強調した。
「彼の仕事はゴールを守ることであり、彼はチームに安定感を与えてくれた。今日、彼はまたも無失点を守り、それが我々の勝利につながった」