レンズの加工でスーパーカブが“コワモテ”に!? ホンダ「スーパーカブ110 60thアニバーサリーモデル」 プロトタイプのフルカスタム「現在進行形」(バイクのニュース) – Yahoo!ニュース

ホンダ「スーパーカブ50ファイナルエディション」

ワールドワイドに小型車マーケットを鑑みると、50ccという排気量のバイクが求められる市場は、運転免許制度の関係で我が国ニッポンくらいなものでした。20世紀末のニッポンは、すでにガラパゴス化していて、スーパーカブシリーズの販売需要が大きな東南アジア諸国では、メインとなる排気量が100~110ccへと変化していました。 スーパーカブに限らず、そんな世界情勢に合わせて、ニッポンもようやく変革の波が届きました。制限速度の30km/hには変わりがありませんが、日本国内市場における原付一種の枠組みが、これまでの排気量制限から、今後は「馬力制限」への改変が決定されたのです。 そんな状況から、ホンダはスーパーカブ50の生産中止を決定し、受注数限定販売というかたちで、同モデルのファイナルエディションを発表。2025年1月上旬現在で、早期予約(受注は2024年11月下旬終了)を行った販売店向けに車両出荷が始まり、ファイナルエディションとは別に発表された「HELLO KITTY(ハロー・キティ)生誕50周年のコラボモデル」のスーパーカブ50/110 HELLO KITTYの生産も進み、組み立て進行中の様子がホンダ公式SNSから動画配信されています。

スーパーカブ生誕60周年+シリーズ生産累計1憶台突破記念車が発表された、モーターショーの会場で、プロトタイプ車を見て「これを買いたい!!」と心に誓ったのが、この記事の主人公である木村さんでした。

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ハーレーカスタムで利用されるフルエアーサスのローダウンリヤショックを採用しているあたりにも、本気のカスタムを目指す様子が伺えます。スーパーカブの車体にショックユニットを組み合わせてみると、難なく取り付けられたそうです。 苦労したのが、エアーコンプレッサーをコントロールする電気配線でした。本来は1スイッチ式のアップ/ダウンのみでしたが、配線を分割することで3系統化しています。 エアークリーナーケースカバーに造作したスイッチホルダーには、3本のトグルスイッチが取り付けられ、左がスイッチのオン/オフ、中央がアップ、右がダウンになります。 「車高を上下させるアメ車のハイドロスイッチは、2個から8個並ぶタイプが多くあります。それにあやかり3連スイッチにしてみました。ロングタイプのスイッチレバーも、アメ車のハイドロカスタム車特有の、通称〝スイッチバット″を取り付けました。スイッチのマウントは、純正カバーのメインキー部分にある出っ張りを別の部品から切り出し接着して、プラ板で3本のスイッチマウントを造形してみました」とは木村さん。 「アメリカンやメキシカン的カスタムの雰囲気を意識して、他の人達のスーパーカブカスタムとは明らかに違った、ある意味、異色でもあるのスーパーカブカスタムを創造しています」とも話してくれた木村さん。いよいよ完成域!? に達したようなので、次回は、いよいよコンプリートカスタムの様子をご覧いただこうと思います。

たぐちかつみ

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