三笘薫「遅いくらいかなと思っている」岡崎慎司に並ぶプレミア日本人最多通算14ゴール目 – プレミアリーグ : 日刊スポーツ

イプスウィッチ戦にフル出場した三笘(ロイター)

イングランド・プレミアリーグで16日、ブライトンの日本代表MF三笘薫(27)がアウェーのイプスウィッチ戦にフル出場し、後半14分に右足で先制点を決めた。今季4点目で同リーグ通算14ゴールとし、レスターで活躍したFW岡崎慎司の日本選手最多記録に並んだ。チームは2-0で勝ってリーグ戦で9試合ぶりに白星を挙げた。

ブライトン3季目、三笘が日本屈指の点取り屋だった岡崎と肩を並べた。世界最高峰とされるリーグでの記録にも「長く戦えば(記録は)見えてくる。本当にそこは気にしない。遅いくらいかなと思っている」と受け止め方は冷静だった。

0-0で迎えた後半14分だった。味方が右サイドを崩すと、左の三笘はペナルティーエリアへ動いた。「空いてくる分析があった」と狙い通りの形でフリーとなって、右足で合わせた。

一昨季は7ゴール。プレミアで一目置かれる存在となった。昨季は腰の負傷で長期離脱があって3ゴール止まり。監督が代わった今季はチームとして苦しい時期を経験しているが、自身の記念のゴールで9試合ぶり勝利に貢献した。

19日に予定されている次戦はマンチェスターU戦。上昇気流に乗りたいところで「またすぐに試合なので切り替えないといけない。本当にチームとして勝つことが大事」と引き締めた。

◆日本選手最多得点記録 三笘はプレミアリーグ通算73試合目で並んだ。レスターで優勝を経験した岡崎は114試合14得点。ペースは大きく上回っている。これまで日本を代表する選手が挑戦してきたが、通算2桁は2人だけ。マンチェスターUの香川やリバプールなどに所属した南野は6得点。日本人最多の154試合に出場した吉田もDFで6点。02年に日本選手としてプレミア初出場を遂げた稲本は4ゴールだった。

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