共通テスト8会場で 初日 リスニング機器不具合1人

大学入学共通テストに臨む受験生たち(18日、青森中央学院大学で)

大学入学共通テストが18日、青森市や弘前市など県内8会場で始まった。八戸工業大(八戸市)では、英語のリスニングで機器の不具合の訴えがあり、受験生1人がリスニングをやり直す「再開テスト」を受けた。テストは2日間の日程で、この日は地理歴史・公民、国語、外国語の試験が行われた。

青森中央学院大(青森市)では同日朝、雪が降る中、マフラーや厚手のコートに身を包み、マスクを着けた受験生が続々と教室に向かい、真剣な面持ちで試験開始を待った。会場には高校の教職員らが駆けつけ、受験生にエールを送っていた。試験開始前には、不正行為を防ぐため、監督者の指示で受験生が一斉にスマートフォンなどの電子機器を机の上に出し、電源が切られているかを確認した。

県立高校3年の女子生徒(18)は「高校3年間で勉強してきたことを信じて、ベストを尽くす」と意気込んだ。

19日は理科、数学、情報の試験が実施される。

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