北海道で歴代記録更新の降雪 強い冬型、広く大雪警戒を – 日本経済新聞

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日本列島は4日、日本海側で大雪となり、北海道では低気圧の影響で記録的な降雪となった地域があった。今季一番の強い寒気により6日にかけて引き続き広い範囲で大雪となる恐れがあるとして、気象庁が警戒を呼びかけている。雪の少ない太平洋側での平地でも積雪となる所がある見込み。その後も数日は強い冬型の気圧配置が続き、大雪が長引く恐れがある。

北海道では4日午後5時までの12時間降雪量の最大値が帯広市で120センチ、本別町で107センチ、芽室町で105センチとなり、統計が残る中での歴代の全国記録を超えた。これまでは2022年12月24日の、山形県小国町の91センチが最大だった。

気象庁によると、北海道から南の太平洋にある低気圧周辺の湿った空気が、日本海側の停滞した別の低気圧に向かって流れ、雪雲が同じ地域にかかり続けた。北海道南側の海面水温は平年より数度高い場所が目立ち、水蒸気が供給されやすいことが雪雲発達につながった可能性もある。

5日は日本の東の低気圧が発達しながら千島近海からサハリン付近に進み、強い冬型の気圧配置となる。北日本から東日本の上空約5千メートルには氷点下42度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる。

北陸や東北などの日本海側では、大陸からの冷たい風が合流してできる日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)による局地的な大雪に警戒が必要だ。

5日午後6時までに予想される24時間の降雪量は多い所で北陸100センチ、東北、東海80センチ、近畿70センチ、北海道、中国、九州北部50センチ、四国40センチ、九州南部20センチ。その後の24時間は北陸100センチ、東北、東海70センチ、北海道、近畿、中国50センチ、九州北部30センチ、四国20センチ、九州南部5センチ。〔共同〕

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