台湾の人気俳優だった徐熙媛(バービー・スー)さんが、来日中にインフルエンザにかかり肺炎で死亡したことが分かった/Eric Gaillard/Reuters
香港(CNN) 台湾の俳優、徐熙媛(バービー・スー)さん(48)が家族で日本を旅行中、インフルエンザにかかり、肺炎で死亡したことが分かった。台湾の中央通訊社(CNA)が3日、徐さんの妹の声明として報じた。徐さんは中国語圏で有数の著名人だった。
妹が以前、テレビで語ったところによると、徐さんは近年体調を崩していたという。
「大S」の愛称で知られる徐さんは、1990年代半ば、17歳で妹と共にアイドルデュオ「S.O.S」でデビュー。ふたりとも鋭いユーモアで番組司会者としても人気を博した。
2001年に主演した人気漫画「花より男子(だんご)」の台湾版テレビドラマ「流星花園」では数百万人のファンの心をつかみ、一躍有名になった。
「大S逝去」は3日、中国のSNS「微博(ウェイボー)」で話題となり、15億回以上閲覧され、ショックを受けたファンが徐さんを悼んだ。