大河ドラマ第65作の主人公は天下人の弟・豊臣秀長(とよとみ・ひでなが)。『秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く夢と希望の下剋上サクセスストーリー!
強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描きます。
今回は織田信長とその妹・お市、そして豊臣兄弟の前に立ちはだかるライバル武将たちを演じるキャストの皆さんが決まりましたのでお知らせします。
◆新たな出演者
大胆で革新的な戦略と非凡なリーダーシップにより領土を拡大し、「天下布武」のスローガンのもと天下一統を目指したカリスマ的武将。立身出世を目指す小一郎(のちの秀長)と藤吉郎(のちの秀吉)兄弟にとって絶対的な主君である。当主争いで対立した弟を自らの手で殺害したという苦い過去を持っている。
【小栗 旬さん コメント】
近年もさまざまな解釈が出てきているので、(織田信長が)実際にどんな人物だったのかは、いつになっても謎ですが、それでもやはり秀吉や家康に与えた影響というのは、ものすごく大きなものがきっとあったと思いますし、カリスマ性を持った方だったのだろうなという印象を持っております。
豊臣兄弟に今後、織田信長がどういう影響を与え、どういう存在として描かれていくのか、非常に楽しみにしております。期待に応えられるよう精いっぱい尽力します。
織田信長の妹。乱世に翻弄され悲劇的な一生を送るが、兄・信長と織田家のため波乱万丈な生涯を毅然(きぜん)として生き抜いた戦国ヒロインのひとり。信長と同盟を結ぶ近江の浅井長政に嫁ぎ、茶々・初・江の三姉妹を生み育てるが、のちに兄と夫が対立することになる。
【宮﨑あおいさん コメント】
大河ドラマ「豊臣兄弟!」が仲野太賀さんを中心として制作されると目にしたとき、“とても素敵(すてき)な大河ドラマになるだろうな”と思っていました。そんな気持ちで眺めていた作品に自分も参加させていただけるとは…しかもお市の方を演じさせていただけること、とても光栄です。
信頼するスタッフの方がたくさんいる現場で、良い作品をお届けできるよう全力で向き合いたいと思っています。
戦国乱世に終止符を打ち、江戸幕府初代将軍として泰平の世を築いた戦国三英傑の一人。「桶狭間の戦い」で主君の今川義元が信長に討たれたことで、その後の運命が大きく変わることに。信長亡きあと天下一統を狙う豊臣兄弟の眼前に最大最強のライバルとして立ちはだかる。
【松下洸平さん コメント】
数々の作品で描かれてきた戦国時代に新しい風が吹く瞬間を、楽しく!ご覧いただければ嬉(うれ)しいです。「家康、なるほど。その手があったか」と思っていただけるような表現を見つけられたらいいなと思っています。その手とは? 無論、まだ何も考えておりません。。。クランクインの日まで、作品のために、そして自分のためになることを学び蓄えておきます。
日本史上最大のミステリーといわれる「本能寺の変」において、天下人である主君・織田信長を自害に追い込み、時代の流れを大きく変えた奸臣・明智光秀。領民に慕われ名君と称された人格者であり、教養に長けた文化人であったともいわれているが、その素顔はいまだ謎のベールに包まれている。
【要潤さん コメント】
大河ドラマに出演する機会は俳優人生において決して多くは訪れないチャンスであり、まさに俳優としてこれまで活動してきた集大成を発揮できる現場だと思います。個人的には、これまで江戸から明治をテーマとした作品に参加させていただきました。戦国大河は新しい挑戦となるので気を引き締めて頑張りたいと思います。
血気盛んで派手好きな「かぶき者」だが、槍(やり)の名手として数々の武功をあげ、秀吉と同世代の良きライバルとして出世争いを繰り広げる。やがて柴田勝家の与力として北陸方面軍の一翼を担うが、信長亡きあと勝家と秀吉が対立することになる。のちに五大老の一人として豊臣政権を支え、加賀百万石と称される加賀藩の礎を築く。
【大東駿介さん コメント】
利家は歴史上の人物の中でも、個人的にゾクゾクするような凄(すご)いエピソードがたくさんあり、こんな男になりたい…!と思う人物です。畏(おそ)れ多いですが、役者人生の中でこの身体(からだ)を使って利家を体現出来ることに興奮しました。
タイトルに『!』があることから、きっと1年を通してたくさんの『!』のある作品になることだと思います。その中で、『!!!』な前田利家を演じたいです!!!
義に厚く知勇に優れた青年武将。織田家と同盟を結び、その証しとして信長の妹・お市を妻に迎える。茶々・初・江の三姉妹をもうけ、幸せな結婚生活を送る。やがて将軍・足利義昭を奉じて上洛(じょうらく)を果たした信長が越前の朝倉義景と対立すると、朝倉方に味方して義兄の信長に反旗を翻す。
【中島 歩さん コメント】
浅井長政については読み方をずっと「あさい」長政だと思っていたほど無知だったので調べてみると、想像を絶する境遇に直面した人物でした。
今回の目標は、浅井長政を「歴史上の人物」としてではなく、血の通った一人の人間として表現することです。なので想像を絶してる場合ではなく、長政の境遇は自分にとってどんな状況なのかしっかり腑(ふ)に落としながら臨みたいと思います。
織田信長の重臣の一人。勇猛果敢な戦上手で「鬼柴田」の異名で恐れられた。足軽時代の小一郎と藤吉郎にとっては怖くて苦手な存在。やがて二人が出世を果たすとあからさまに毛嫌いするようになる。信長亡きあとの「清須会議」では後継者争いを繰り広げ、やがて「賤ケ岳の戦い」で兄弟と激突することになる。
【山口馬木也さん コメント】
「鬼柴田」、「かかれ柴田」など数々の異名を持つ勇猛果敢な武士、その一方で部下からは親父殿と慕われ忠義も果たす。本当に魅力的な人物だと思います。
大河ドラマの出演はこれで5回目となりますが、参加出来る事自体が大変名誉な事だと思いますし、その中で自身にとっても憧れの武将の一人柴田勝家を演じることが出来る事に興奮してます。八津先生が勝家をどう描いてくださるのか楽しみですし、それに真っ直ぐに向き合いたいと思います。
【豊臣兄弟と織田兄妹】 制作統括・松川博敬
大河ドラマ「豊臣兄弟!」は小さく貧しい兄弟が強い絆で下克上を成し遂げていく奇跡のサクセスストーリーです。兄弟のドラマを物語の主軸に据えると決めたとき、ほかに対比となる兄弟はいないかと考えました。それが織田信長とその妹のお市。戦国という時代に翻弄されるこの二人の運命を、豊臣兄弟と対をなす“織田兄妹”としてドラマチックに描いていきます。
演じるのは小栗旬さんと宮﨑あおいさん。お二人とも大河ドラマ主演経験のあるビッグスターです。そして豊臣兄弟の最大のライバル・徳川家康を「光る君へ」での好演も記憶に新しい松下洸平さん。さらに明智光秀・前田利家・浅井長政・柴田勝家という綺羅星(きらぼし)のごとき戦国武将たちを素敵なキャストの皆さんが演じてくれることになりました。放送は1年先ですが、なにとぞ応援のほどよろしくお願いします!
【放送予定】2026年1月~12月
【制作スケジュール】2025年6月クランクイン予定
【作】八津弘幸
【時代考証】黒田基樹、柴裕之
【制作統括】松川博敬、堀内裕介
【プロデューサー】高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友 茜(広報)
【演出】渡邊良雄、渡辺哲也
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