大相撲初場所は9日目、20日から後半戦です。19日に2敗目を喫した綱とりに挑む大関 豊昇龍は、平幕の平戸海と対戦します。
豊昇龍は19日、中日8日目に大関経験者の正代に敗れて2敗目を喫し、目標の綱とりに向けては正念場を迎えています。豊昇龍は9日目の20日、前頭5枚目の平戸海と対戦します。豊昇龍は、過去6回の対戦でいずれも勝っていて、立ち合い鋭く当たって、休まず突き放して相手を中に入れずに勝負を決めたいところです。
一方、平戸海は、6日目から3連勝と状態を上げていて、立ち合い低く当たって相手の懐に入ることができれば勝機が出てきます。
また、幕内でただ1人、中日勝ち越しを決めた、返り入幕の金峰山は、優勝経験のある1敗の尊富士との初顔合わせの一番が組まれました。2人は同じ日本大学相撲部の出身で、先輩の金峰山は、今場所見せている突き押しの展開で一気に攻めて、連勝を伸ばしたいところです。一方の尊富士は、持ち味の鋭い立ち合いから相手の懐に入って攻められるかがポイントです。
このほか、19日に今場所の初黒星を喫した千代翔馬は、美ノ海と対戦します。