大阪府岸和田市の永野耕平市長「改革を訴える」…不信任案再可決で失職した場合、市長選出馬へ

大阪府岸和田市の永野耕平市長(46)は3日午前、市議会で再度の不信任決議案が可決されて失職した場合、市長選に出馬する意向を表明した。2日投開票された市議選(定数24)で、当選者24人のうち22人が、再度の不信任決議案に賛成する意向を示しており、再び可決される公算が大きい。

岸和田市議選の結果を受け、取材に応じる永野耕平市長(3日午前、大阪府岸和田市で)=飯島啓太撮影

永野氏は市役所で記者団に対し、「選挙の結果は受け止めるが、岸和田の改革は道半ばだ。立候補して改革を訴えたい」と述べた。

永野氏は性的関係を巡って女性から提訴され、昨年11月、永野氏が解決金500万円を支払うことで和解した。永野氏は「妻以外の人と交際関係にあり、本当に申し訳なかった」と謝罪する一方、「性加害などは一切やっていない」と説明した。

市議会は永野氏が説明責任を果たさず、市政の混乱を招いたなどとして昨年12月、永野氏に対する不信任決議案を可決。永野氏は失職や辞職を選ばず、市議会を解散した。

岸和田市議選「反市長派」が過半数、再び不信任決議の公算

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