戒厳内乱首謀容疑などで15日に逮捕された尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は今後漢南洞(ハンナムドン)の官邸ではなくソウル拘置所にとどまることになる。高位公職者犯罪捜査処の取り調べを終えると同時にすぐ拘置所に移動し拘禁される予定だ。 高位公職者犯罪捜査処はこの日午前11時から尹大統領を調べている。尹大統領が高位公職者犯罪捜査処を適法な捜査機関と認めず陳述を拒否しており、これまで3回の出頭要求に応じなかった事実などを考慮しすぐに拘束令状を請求する方針だ。 現行法により拘束令状は逮捕から48時間後の17日午前10時33分までに請求しなければならない。 これに伴い、尹大統領は高位公職者犯罪捜査処の取り調べを終えると京畿道義王(キョンギド・ウィワン)にあるソウル拘置所に拘禁され令状実質審査を待つものとみられる。ただ調べが長引く場合、高位公職者犯罪捜査処庁舎から裁判所に移動して令状審査を受ける可能性もある。 拘束令状が発給されれば尹大統領は広さ3坪の独房に収監される見通しだ。反対に令状が棄却されればすぐに釈放される。 李明博(イ・ミョンバク)元大統領、朴槿恵(パク・クネ)元大統領は礼遇次元で一般収容者6~7人が使う面積が与えられた。朴元大統領は2017年3月からソウル拘置所の約3.04坪(トイレ含む、10.08平方メートル)の独房で生活した。李元大統領も2018年3月の拘束とともにソウル東部拘置所の3.95坪(トイレ含む、13.07平方メートル)の独居室に収容された。 矯正当局は史上初めて現職大統領が拘置所に収容されるだけに、警護・警備と礼遇水準を検討中だ。ソウル拘置所には曺国(チョ・グク)元法務部長官、尹官石(ユン・グァンソク)元議員ら野党圏の人たちも収容されている。
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