バイエルン戦に臨むセルティックの選手達 photo/Getty Images
ラウンド16進出をかけた初戦
12日(現地時間)、日本代表FW前田大然の所属するセルティックはバイエルン・ミュンヘンとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント・プレイオフ1stレグに臨む。 最終節アストン・ヴィラ戦こそ2-4で敗れたものの、セルティックはリーグフェーズでは3勝をあげるなど健闘。21位でプレイオフ進出を決め、バイエルンに挑むことになった。 セルティックはこれまでCLではバイエルンと4回対戦して3敗1分け。さらに同大会の優勝回数もセルティックの1回に対してバイエルンは6回を数え、データから見れば両チームの実力差は明らかだ。 セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督も11日の前日記者会見で、「バイエルンはサッカー界の巨人。彼らが長年にわたって達成してきたことを考えれば、そう言えるはずだ。彼らに挑戦できる立場にいることは我々にとって素晴らしいサインだ」と相手へ敬意を示すとともに、自分達はチャレンジャーであるとの考えを述べている。 しかし、セルティックは直近の公式戦3試合で14ゴールを奪うなど攻撃陣が絶好調。なかでも今シーズン公式戦34試合に出場して21ゴールを決めている前田の存在は際立っていて、バイエルン戦でも活躍が期待されている。 そうした最近のチーム状況から、ロジャーズ監督はバイエルン戦での勝利も決して不可能ではないと考えているようだ。 「我々は自分たちの力を発揮したいと思っている。負けることへの不安はない。良い試合をして、それに相応しい結果が得られることを願っている」(ドイツメディア『Kicker』より) 果たしてセルティックはバイエルン相手にどのような戦いぶりを見せてくれるのだろうか。