東大阪 山中死体遺棄事件 被害者名義カードで現金引き出したか | NHK

大阪・東大阪市の山の中で切断された国家公務員の男性の遺体が見つかった事件で、容疑者とみられる人物が男性名義のキャッシュカードで現金を引き出す様子が防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。この時、男性はすでに死亡していたとみられ、警察が詳しいいきさつを調べています。

先月25日、東大阪市山手町の山の中で頭部や手足などが切断された遺体が見つかり、警察は、大阪・中央区の無職、大木滉斗容疑者(28)を遺体を遺棄した疑いで逮捕しました。調べに対し、容疑を認めているということです。警察によりますと、亡くなった男性は、国土交通省・航空保安大学校の職員、神岡孝充さん(52)で、死因は窒息死とみられるということです。男性は去年12月下旬から行方がわからなくなっていましたが、先月10日、容疑者とみられる人物が、大阪市内にあるコンビニエンスストアのATMで男性名義のキャッシュカードを使って複数回、現金を引き出す様子が防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。この時、男性はすでに死亡していたとみられるということです。

容疑者と男性は同じマンションの別の階に住んでいて、警察は2人の接点を調べるとともに、男性の死亡についても容疑者が事情を知っているとみて捜査しています。

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