森永乳業「ビエネッタ」の販売を3月で終了 1983年発売のアイス

新田哲史

森永乳業の「ビエネッタ バニラ」=同社提供

森永乳業は10日、ケーキタイプのアイス「ビエネッタ」の販売を3月31日で終了すると発表した。英ユニリーバとのライセンス契約が終了するためという。国内では1983年9月に発売されたロングセラーだった。

ビエネッタは直方体のケーキのような見た目で、パリパリとしたチョコレートアイスクリームが何層にも重なっているのが特徴だ。現在はバニラとティラミスの味があり、希望小売価格は734円。バニラは小さなカップタイプもあり、同270円。

近年販売は堅調だったといい、同社は契約終了の理由は明らかにしていない。2023年に全国の15~69歳の男女1万人を対象に実施した調査で、ビエネッタを知っている人の割合はZ世代(15~25歳)では約4%で、40代の10分の1だったという。

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